黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山

バラ園の仕事をする賢パパが愛犬の黒ラブ賢と飼い主の賢パパ&賢ママの日常をつづります。

久しぶりの山歩き

2014-04-16 06:27:19 | 登山・ハイキング
今日は4月の16日です。

と言うことは・・・あと2週間もすれば待ちに待ったゴールデンウィーク(以下G.W.)。

まぁ、賢パパの場合は一年中G.W.みたいなもんですからねぇ。

で、そのG.W.に何があるかと申しますと・・・例年富士山スカイラインの通行規制の解除が行われるのがG.W.の前後なんですよねぇ。

そうなれば待ちに待った富士登山のシーズンの到来であります。

去年の11月に登って以来半年ぶりで富士山に登ることが出来るのは嬉しいのですが・・・この半年間で何回山歩きをしたんだろうか?

ヤマレコの記録で調べてみたら・・・旧東海道歩きで距離はそこそこ歩いていますが、平坦地歩きばっかりぢゃまいか。

富士山の富士宮口の五合目が2400mの標高で御存知のように山頂は3800m弱であります。

と言うことは・・・標高差にして約1400m。

賢パパ、この半年で標高差が1000mを超えるハイキングは一度も行なっておりませんです。

それではまずいと言うことで・・・あと1ヶ月での猛特訓を決意します。

毎月何回かは東海道歩きをしておりますので歩く距離には問題がない。

問題はやはり標高差でありますよ。

かと言っていきなり厳しい所を歩くのではなく・・・1ヶ月かけてゆっくり慣らす。

そうと決まればまず手始めは「あそこ」でしょうねぇ。

えぇ、勿論賢パパのホームグラウンドの竜爪山。

ここにはたくさんのルートがあって初心者から健脚の方までそれぞれに色々な楽しみ方があるんですよ。

賢パパはそのほとんどを既に踏破済みでありますが・・・まだ登ったことのないこんなルートがあるのを知って(松浦理博さんの「安倍山系 上巻」より)密かに狙っていたのであります。


「好機到来」とばかりに家を飛び出しまして・・・向かった先は「穂積神社」。

言わずと知れた竜爪山登山の前線基地です。


賢パパにしては遅い時間の9時過ぎのスタートとなりまして・・・しばらくはトラバース道を横歩きです。

ここを歩くのは昨年の8月以来のことでありますが・・・しばらく来ない間にずいぶん荒れておりますな。


気を取り直して後ろの景色に目をやれば・・・色とりどりの桜などが素敵ぢゃまいか!


更に近くに目を転ずれば・・・今が旬のミツマタの群生。


しばらく歩けばこんな目印の所に行きあたりまして

ここが賢パパが初めて登る「カモシカ新道」ルートの取りつき地点であります。

「すごい急登」なんて噂には聞いておりましたが・・・聞きしに勝るそのすごさ。

まるで壁のようでありましたよ。

久しぶりの急登に息を切らしながら登って行くと・・・右側がど~んと切れ落ちております。


安倍山系の説明文に「下りでは使わない方が賢明」とあったように・・・確かにここでバランスを崩したりしたら・・・怪我では済まないかも知れませんねぇ。

それでも難所は長くは続かず・・・こんな気持ちの良い所まで来れば後はのんびりの登りとなります。


ほどなく「安倍東稜」の縦走路に合流をいたしまして・・・ゆるゆる登って参りますよ。


穂積神社からの直登ルートとの合流点からは・・・残念ながら富士山は雲の中。

それでも富士見岳を経て真富士山に続く安倍東稜の稜線が素敵。


この日の最高到達点の薬師岳では久しぶりのこんなポーズ。


文珠岳からの景色は静岡、清水方面が霞みで全滅も南ア南部は良く見えておりました。


更に・・・さっきまで雲の中だった富士山が頭だけですがちらりと姿を見せてくれまして

最高のフィナーレとなりました。

後は帰宅してシュワ~っとやれば


久しぶりの山歩きは上々の結果でありましたよ。