黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山

バラ園の仕事をする賢パパが愛犬の黒ラブ賢と飼い主の賢パパ&賢ママの日常をつづります。

静岡発桜情報2014(その7)

2014-04-17 04:44:15 | 日常の事
今日の桜情報はちょっと変わった情報をお伝えいたしますよ。

前回の桜情報で八重桜のことに触れてみたのですが・・・その時の記事に関してあるお方からこんなコメントをいただきました。

「ひとつ質問ですが、八重桜も、ソメイヨシノの様に「ハラハラ~」っと散るのでしょうか・・・?」

うぅ~ん、そう言われてみると・・・果たしてどうだったのかしら?

と言うことで早速確かめに行って参りました。

昨日はとても暖かい朝で・・・こんな時には日本一は期待する方が無理というもの。

案の定薄ぼんやりとしか見えていません。


えっ、見えていませんか?

これが見えないようでは・・・よこしまな心の持ち主と言われても仕方がありませんな。

余談はさておいて・・・公園に入るとすぐ八重桜のお出迎えです。

これは名前を知りませんが・・・すぐに見覚えのある木に行きあたります。

珍しい花の色が特徴である「御衣黄(ぎょいこう)」ですが・・・遠目では咲いているのか葉桜なのか良くわかりません。


でも、近づいてみればこの通り・・・満開のようでありますよ。


こちらも花の色に特長がある「鬱金(うこん)」ですが

これもほぼ満開のようであります。

そうそう、今日は開花の様子ではなく・・・どんな風に散るのかのお話しでしたね。

それぞれの木の下に行って細かく観察いたしますと・・・まずは「御衣黄」でありますが

花がそのまま落ちております。

「おぉ、これでこの花は花びらが一枚ずつ散るのではなく花がぽとりと落ちるんだ。」と早合点してはいけませんよ。

科学者と言うのは裏付けの検証もする必要があるんです。

更に念入りに辺りを見回せば・・・花びらも落ちているではありませんか。


と言うことは・・・花のままで落ちるのもあれば花びらが一枚ずつ散るのもあり。

他の八重桜でも確認すると・・・これが早咲き八重桜の「紅豊(べにゆたか)」でありまして・・・花がこのように落ちているのもあれば


ご覧のように花びらで落ちているのも


一葉についても



同じでありまして

鬱金は花びらだけしか見つけられませんでしたが


恐らく他の八重桜と同じかと思います。

こうしてみると・・・ソメイヨシノは花びらだけで散るものなのかそれとも花のままで落ちるものもあるのか・・・確認は来年することにいたします。

来年と言えばこんな木を見かけましたよ。


名札には「一葉」と書かれているのですが・・・この木からわずか10mほどの所に植えられている「一葉」が満開に近い。


果たして来年はどんな花が咲くのか・・・興味深いことでございます。

先日お花見をしたあの場所のソメイヨシノはすっかり葉桜となっており


これからは桜は桜でもこの桜の季節です。


今年も本栖湖の近くのこんな所の芝桜を見に行くことにしましょうかねぇ。