Tジョイ稚内で『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』観てきました
ご存知、トムクルーズ主演の大人気シリーズ
第2作目、第3作目は興業的には成功したものの
第1作目の緊張感あるスリリングな展開と衝撃的なエンディングを越えることができず
ただの娯楽アクション映画になっていた感がありましたが
第4作目は新機軸といえば良いのか、また違う魅力を見せてくれた気がします
実はこのシリーズはプロデューサーを兼ねるトム・クルーズにとっては
「それぞれが独立したもの」であるらしく
毎回、監督を変えて脚本を練り上げていくという手法を取っているのです
今回あえて「M:I 4」としていないのも、トムクルーズのそういった考え方によるものらしい
そして、今回この作品に新しい風を吹き込んだ殊勲賞はブラッド・バード監督に他なりません
傑作アニメ「アイアン・ジャイアント」や「レミーのおいしいレストラン」を手掛けた人で
何とこの超大作が実写映画デビューになるといいます
悪役の印象が少し薄いのは否めませんが
その分、イーサン・ハントをサポートするチームのカラーが秀でていました
ちょっとしたジョークを飛ばすのも、今までのシリーズにはなかった点でしょうか
この作品はクールにスマートに緊張感のみで行って欲しい気もしますが
これはこれで良しとしおておきましょう
特筆すべきはアニメならではのアングルというのか
ちょっと他とは違う視点でアクションシーンを楽しめたのが良かったと思います
第1作目のクオリティーにはまだまだ及ばずとも
何だかんだ楽しめるのは、さすがトムクルーズと言うべきなのでしょう
『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』予告編
【作品について】
トム・クルーズが製作・主演を務める「ミッション:インポッシブル」シリーズの第4弾。『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』で2度のアカデミー長編アニメーション賞に輝いたブラッド・バードが初の実写監督に挑んだ。今回のイーサン・ハントは、ドバイにある世界一の超高層ビル“ブルジュ・ハリファ”の壁面をよじ登ったり、複雑に動き回る立体駐車場の中で格闘したりと、正に縦横無尽の活躍を繰り広げる。これらのアクションをすべてトム・クルーズ自身が演じているというのだから、その役者魂には脱帽だ。今回チームを組むサイモン・ペッグ、ジェレミー・レナー、ポーラ・パットンらとのチームワークも見どころの一つだ。
【あらすじ】
ロシアのクレムリンで爆破事件が発生。その容疑がIMF(極秘スパイ組織・不可能作戦班)のイーサン・ハント(トム・クルーズ)とそのチームにかけられる。米大統領は政府が事件に関与した疑いを避けるため、「ゴースト・プロトコル(架空任務)」を発令。イーサンチームはIMFから登録を抹消されてしまう。国や組織という後ろ盾を失ったまま、クレムリン爆破の黒幕を追い、さらなる核テロを未然に防ぐというミッションの遂行を余儀なくされるイーサンたち。失敗すれば彼らは、凶悪テロリストとして全世界に指名手配されてしまうのだ。黒幕たちの取引の現場は、世界一の高さと最新のセキュリティを誇るドバイの超高層ビル、ブルジュ・ハリファ。難攻不落の天空城に、特殊粘着グローブと命綱一本で外部からの侵入を試みるイーサンだが……。幾重にも張り巡らされた罠と、よぎる裏切りの影。そして次第に明らかになるミッションの〈真の目的〉とは……。
原題:Mission: Impossible - Ghost Protocol
製作国:2011年アメリカ映画
配給:パラマウント
上映時間:135分
監督: ブラッド・バード
製作: トム・クルーズ、J・J・エイブラムス、ブライアン・バーク
製作総指揮: ジェフリー・チャーノフ、デビッド・エリソン、ポール・シュウェイク、デイナ・ゴールドバーグ
原作: ブルース・ゲラー
脚本: ジョシュ・アッペルバウム、アンドレ・ネメック
撮影: ロバート・エルスウィット
美術: ジム・ビゼル
編集: ポール・ハーシュ
衣装: マイケル・カプラン
音楽: マイケル・ジアッキノ
キャスト: トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、ポーラ・パットン、マイケル・ニクビスト、ウラジミール・マシコフ、サムリ・エデルマン、レア・セドゥー、ジョシュ・ホロウェイ、アニル・カプール、トム・ウィルキンソン、ビング・レイムス、ミシェル・モナハン
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