稚内では毎年、港内が結氷する1月中旬ころから
薄氷の上で羽を休めるオオワシやオジロワシが優雅な姿を見せてくれます
一昨年もつがいやカラスとのツーショットのオジロワシの写真を載せましたし
昨年も前浜で撮ったオジロワシの写真を掲載しました
このオオワシは1月18日に第一副港で撮ったものです
薄氷の上で休みながら、船から水揚げされる魚を狙っているのだそう
たまにカラスにちょっかいをかけられウザそうにしていたりもします
オオワシは全長90-105cm、翼開帳2.2-2.5m、体重は5-9kg、世界のワシ類の中でも屈指の大きさ
時には10kg近くあるようなサケやタラを掴んで、海面を数百メートルも飛ぶそうです
主食は魚ですが時にはアザラシの子やホッキョクギツネも捕食することがある勇壮な鳥
茶褐色で尾が白いオジロワシと間違えられがちですが
オオワシは黒と白のツートンカラーと、嘴のはっきりとした黄色が特徴です
キリッとした目と威厳たっぷりの風貌がカッコイイですよね
第一副港が結氷していない時は、北防波堤ドームからノシャプ岬にかけてある消波ブロックでよく見られます
この時期、注意して見ていれば、1羽くらいは必ずその姿を目にすることが出来るでしょう
国の天然記念物が身近な場所で目に出来るってスゴイですよね
奏でる風景・稚内前浜『オジロワシと利礼航路』2011年2月
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/821682f36bff4cb6b2e2f33dfe399757
奏でる風景・稚内前浜 『消波ブロックで羽を休めるオジロワシ』2010年2月
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/152acece0b473e6c9dca8f1960d15612