Duffers Japan

趣味の話。
自転車・ゴルフの話など。

ついに・・・

2008-02-18 01:13:34 | ビジネススクール
口頭試問終了!!

大学院の最後の試験である、「口頭試問」が昨日無事終了しました。
ざっくばらんに、雑談で終わると期待していたのに、レポート(卒論)の内容で突っ込まれること10分余り。
まぁ業務に関連することを題材にしていたので何とかなったけども、遠い分野を研究していた人にはどうなんだろうなぁ。もう少し優しい問いになるのであろうか。

これで、ようやく大学院の全授業が終了しました。
振り返ると長かったような短かったような2年間でしたが、家族のサポートや会社・同僚のサポートもあり無事完遂しました。

予定では3/7に卒業できたかどうかが分かるということで、そこまでは少しですが不安を抱えての日々になります。

そして3/20に卒業式。それで晴れてMBAホルダーとなるわけです。
まぁ、その夜はおそらく徹夜で街に繰り出すわけで、悪名を流さぬように気をつけないと。そんなことで新聞沙汰になったら元の木阿弥ですからね。

とにかく、やりきったぞ~

バットのせいではない・・・

2008-02-18 01:04:20 | Weblog
今日の昼間にNHKでイチローの特番「プロフェッショナル」の再放送があったので、競馬を横目に観ていました。
その中で彼はこんなことを言っていました。

それはミズノの養老工場で彼がデビューしたての頃?のことのようですが、
数多くのバットの中で「これは!!」というバットがあったそうなんですね。
それはまさに彼しか感じられない”フィーリング”の域なんでしょうが、それ以来その形状、重さなどは変えていないようなんですね。
もちろん技術もあるし体力もあるし様々な環境の変化もあるわけで本来であれば「変えたい」という衝動に駆られるのが普通だと思うのですが、それを彼は「打てないのは道具ではなく、自分の技術が足りないのだ」と考えるそうです。
「だって、こんなにいいバットなんだから・・・」ということでしょうが、まさに恐れ入りますという感じです。
ゴルフをやっていたときも、僕はあまりしませんでしたがミスショットをして地面にゴルフクラブを叩きつける輩、放り投げる輩などが多いですよね。
まさにその真逆な発想なわけで、彼らしいと思うのと同時に自分に置き換えて、機材を変えようとしている自分が恥ずかしくなりました。

ちょっと前の日本経済新聞にも、どなたのコラムかは忘れましたが、同じようなことが書いていたんですよね。
その方はスキーをするようなんですけど、最近のスキー板の変化に対して物言いをつけられていました。
「最近の若いもんは、曲がりやすい板を使って、うまくなった気でいる。本当の意味で技術を身につけたわけでもないのに。本来は曲がりにくい昔の板で必死に練習をして、上手くなったほうが結果的には良い」
みたいな内容だったと思います。

また、以前に友人の結婚式である著名な研究者(国際的に一番栄誉のある賞の受賞者)の方と同席する機会があり、いろいろお話をさせていただいたのですが、その中で印象に残っているのは、スポーツ用品の進歩は人類にとって進歩をたすけているわけではないのでは?ということでした。「だって裸足で昔の人と今の人を競争させたらおそらく昔の人が勝つんじゃないの?」ということのようです。

さらには行きつけの自転車屋におそらく愛三工業の選手たちも言っていました。「最近の若い選手はやれカーボンがいいだの言うんですわ。でも実際はクロモリで基礎を固めたほうがいいのに。まっすぐ走るし、身体には優しいし」みたいな会話だったと思います。

同じような話しがここのところ立て続けです。
機材を変えようとしている僕にとっては非常に考えさせられる話しばかり。
もう少し考えてみたいと思います。