稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

座学「審査について注意点」(木曜会、2017年10月5日)

2017年10月06日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
昨夜は木曜会稽古。
木曜会という名称での稽古の第一回目だ。
全部で20数名。

8日が大阪地区審査(五段まで)。来月は全国審査(六段七段)。
審査前なので師匠より審査用の座学から始まる。

礼をする前から礼をして3歩入って蹲踞し立ち上がるまでの所作。
遠間から蝕刃、一足一刀の間からいかにして攻め打つか。
先の技、先々の技、後の先(先々の後の先)の技の違い。
面は肩から肩まで、小手は鍔から肩まで、胴は脇から垂れまで、
突きは胸から咽喉まで。(ただし審査で突きは出すべきではない)
六段審査までは胴も打つべきではない。返し胴は七段審査から。
摺り上げ面もすべきではない。
相面、出小手、相小手面、返し胴のみ。
七段を受かってから色々な技を練習すれば良い。

などなど、なぜそうなのか、その理由も含めて教えていただいた。

質問コーナーではいくつか質問してみた。それも含めてメモしておく。
カッコ内は私の意見である。

手拭いの色は何色であっても良い。
白しか駄目、紺しか駄目などということは無い。
(常識的な範囲であれば良いと言うこと→派手なキャラクターものは駄目だろうな)

右に回ってはいけない。次の体勢に遅れやすい。
(相手との間合い次第かとも思う)

新しい竹刀や、新しい剣道着と袴である必要は無い。
ボロボロなのや、色褪せたものは駄目。常識的な範囲なら良いということ。
新品の袴で、蹲踞から立ち上がった際、裾が広がったら不細工極まりない。
(審査会場でたま~に見かけますね)

審査用の名前の入っていない袴は用意しておくべき。
テープで名前(や所属団体)を隠すのもみっともない。
(実は私、七段審査で刺繍の名前が入ってました・・・汗出ますね)

待機している時から審査は始まっている。
もたもたして、急かされて礼の位置まで来るようなことなど無いように。

「始め」からすぐ間合いに入って打つようでは駄目。
段位によっても異なるが、しっかり構えて相手を探ること。

しっかりと構えること。しっかり構えるから相手を引き出すことも出来る。

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一晩経ったので忘れていることがあるかも知れない。
昨夜メモしておけば良かったと反省。。。


稽古は、3人組の交代で、
礼から蹲踞、3歩進んで蹲踞して「始め」の号令で、
相面、小手、相小手面、返し胴の練習。そしてこの4つの連続稽古。
いやはやこれは良い稽古になるなあ。

次の日曜日は大阪の五段までの審査会だ。
木曜会から昇段者が多数出ることを望む次第だ。
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