小学生低学年の頃からずっと友達でライバル。
常に我々の頭の中には彼がいた。
おい、そんな練習してていいのか?
あいつは必ずやっているぞと。
いつも尻を叩いてくれた。
だから思い上がることなんて一切なかったし、立ち止まる時間もなかった。
私にとっては、非常に厳しくも、ありがたい存在。
幼い頃、そんな彼と、いつか全国の舞台でと約束をした。
よくある、小学生の夢物語。
夢物語は大抵叶わず終わるところですが、彼らは何度も実現してきた。
この夏、大和は昨年のインハイ優勝者として、ライバル君は春の選手権優勝者として、お互いが日本一を経験し、再び同じ舞台で激突する。
漫画のような話ですが、正直言えば、続きが見たいような、見たくないような、いつの時代もそわそわした気持ちになります。
小学生から県外に出稽古なんて行く必要がないだとか、県外の試合に出る必要ないだとか、色々と揶揄されました。
別に力試しだけが目的ではないんですと。
お互いに成長させてくれる存在と出会えるかも知れないから行くのです。
と来る日も来る日も走り回りました。
自分だけでは支えることができないことって沢山あります。
時折、ポキッと心を折られそうになることもあるけど、そんな存在がいるかいないかで生きる活力が違ってくる。
今もなお走り回っているのはその為です。
お互い、出会ってしまったが為に苦労することもありますけどね。😅
この夏の為にお仕事頑張ってます。
また北海道で。