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頑張れ!じゃがいも3兄弟!自分に甘く、子供に厳しい親父の日記パート2

この日記は、子供達の日々の成長や反省を書き綴り、子供達の成長を真に願う方々と熱く語れる場になればと思い作成しました。

自分の心に刻まれた団体戦、第1位

2020年04月26日 | 日記



第1位
2015全少決勝リーグ1回戦対無心塾戦

私の少年柔道団体戦におけるベストバウトはこの一戦です。

全少のトーナメントが出ると、対戦が予想されるチームの調査をしてみるんですが、この年の無心塾さんは副将が110キロ、大将が115キロというとんでもない布陣で、この2枚だけは軽量チームの我々にとればどうしょうもないと思いました。

中堅の選手も軽量ですが素晴らしい選手で、更にはもう1人大型選手がいるとの情報が入り、無心塾に勝つには前2人の勝ちが絶対で、中堅が取れるか取れないかが勝負だと思っていました。

こちらの中堅は前年の体重別で日本一なったエースで、歴代1番賢くて器用な選手。

この年の全国大会は無心塾との中堅勝負で、ここを取るか取らないかで日本一が見えてくると思い全国大会に挑みました。

予選リーグを勝ち上がり、決勝リーグ初戦は予想通りに無心塾。

先鋒、一本勝ちが欲しかったが、優勢勝ち。

次鋒、一本勝ち。

中堅、相手選手は現在、東京で活躍する軽量の選手。しっかりしている上に団体戦を熟知しているので無理をしてこない。

それだけ後ろ二枚が強烈で、大将の選手は後の全中で2連覇を果たしている。

中堅が引き分けるとチームは負ける。

セコンドも十分それを理解していました。

そして、ラスト十数秒。

私を含め誰しもが試合を引き分けを覚悟したのですが、エースと絶対に取らないと行けない局面を迎えた時用にと一度だけ練習していた裏技を繰り出すよう指示。

それを、待てがかかった時に、目だけで合図。

(次、場外側、行けるか?)

普通の選手であれば、焦って何も出来ないところ、こちらを向いて、

(うん、うん)

と冷静にうなづき、それをやってこなしてラストでポイントを奪い、チームは3ー2で勝利し、日本一に輝きました。

あの局面で、あの相手にこなした選手が凄かったんですが、自分の中で最後の最後まで諦めなかったからこそのベストバウトです。

私と、エースとエースのお父ちゃんしか知らない話ですが、今思えば、目だけ、ゼスチャーだけで伝わる関係、練習があったんだなと思います。

ベストバウト5選、これにて終了です。

個人戦編はまた忘れた頃に・・。