
春になると憂鬱になるんですよね。
病気と言ってしまったらそれまでなんですけど、理由はやっぱり、小学生の体重別予選が5月にあるから。
間違いなく影響があると思います。
大悟、大晟が終わった後は、道場には各階級で優勝候補の選手がいたし、その後は大和の戦いが待っていた。
で、大和が終わっても、その下には絶対に勝たせないといけないと思っていた樹梨按がいたし、他にも全国や強化ワッペンを目指している選手がいた。
なので、その本番前となるこの4月は年間で一番落ち着かない時期で、知らず知らずこの時期になると憂鬱になる。
ちなみに、全少予選前となる1月には団体戦に向けてピリピリモードになり、チームの一体感、緊張感、集中力を研ぎ澄ます為に、毎年、この時期には中務さんが生け贄となって雷を落とさせて頂きました。
(あの時はすんませんでした。苦笑)
グルグル、グルグルと頭の中はいかにして活路を見出すかということばかり。
柔道に関しては抜かりなく最後の最後まで調整しようとするんですが、いかんせんマイナス思考なので落ち着くことはない。
そりゃ病気にもなります。
我が子だけ見てたり、適当にちゃぷちゃぷしてればそんなことなかったんでしょうけど、自分でも分かりませんでしたが、負けん気が強いんでしょうか。
ま、やるだけやっての結果だったら、将来にもつながりますしね。
適当には出来なかったということです。
しかし、冷静に考えるとおかしいと思います。
あいつ、何必死になってんだと後ろ指もさされていたとも思います。
けど、自分が各地で出会った方々はもっともっと全ての時間を他人様の子供に費やし、腹の底から選手の面倒見されている方々ばかりだった。
本当すげ〜人ばっかだったし、そんな方々との勝負は本当に気合い入ったし、怖かったし、何より楽しかった。
うん。一時でもそんな空間で勝負していたことは自己満足だけど自分の財産。
なかなか口で説明することが出来ないギリギリでピリピリの世界だったな。