goo blog サービス終了のお知らせ 

HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

カラタチ(枸橘)2025-1

2025-02-03 | 冬 樹木 果実・葉

稲荷廓跡のカラタチ二株は大きく育っている。
去年はしっかり花も緑の果実も撮っているのに「金の玉」までは撮っていない。
今年もこのトゲトゲの冬姿からはじめる。

 

 

 

 
(2025.01.13 明石公園)

 

 

 


カラタチ(枸橘) 
ミカン科カラタチ属 Poncirus trifoliata
(2025.02.01 須磨離宮)

 
▲ カラタチの花 カラタチの果実 ▲

【刺の起源の幾つか】
① 茎や枝が変形。茎針(ケイシン)と呼ぶ。サイカチ、ハリエニシダ、ナワシログミなど。
② 茎上の突起物で表皮が変形。バラ、サンショウ類、ハリギリ、などで
サルトリイバラ、ママコノシリヌグイも表皮の変形したものだが、他のものに絡みついたりする鉤になっている。
③ 葉が針及び刺に変化。サボテン類が代表的なもので、メギも葉と托葉が変化したものであり、
ヒイラギも鋸歯の変化してもの、ウコギは葉柄が変化したものと言われている。
④ カラタチの茎上の刺は、以前は茎(枝)の変形とされていたが、最近では葉が変形したもの(葉針)とされている。
植物の葉腋からは普通は枝が伸び出してくるのだが、柑橘類ではこの枝につく最初の葉が変化して刺になっている。
ハリエンジュのトゲは托葉が変化したもの。
⑤ 葉が変形したもの(葉針)には、マツ、カヤなど。クリの毬は総苞片が針状に変化したもの。
またアザミ類の刺も同じように総苞片の変形と言われている。

------------------------- 以下に過去ログへのリンクを設定(項目をクリック)---------------------------
カラタチの花 カラタチの棘 カラタチの棘2022 冬芽2018 白い花2016 秋の実2016

冬芽・葉痕2023-2024「あ」~「と」 「な」~「わ」 冬芽・葉痕2022-2023 ブログ記事一覧-HAYASHI-NO-KO (goo.ne.jp)



コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。