HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

サラサモクレン(更紗木蓮)

2022-02-06 | 木本 冬芽・葉痕

須磨では辛夷の樹に継いだ木蓮と、更紗木蓮が咲いた。
更紗の方は少し時期が遅れてしまったから、汚れが目立ちはじめている。
この木には未だにハクモクレンの表記がそのままになっている。
だから今でも白では無いハクモクレン、などと揶揄されている。

毎年そう言われながらも咲き始めるこの木の花。
花が咲くにはまだまだ時間がかかる。




(2021.12.11 須磨離宮公園)












(2021.12.20 須磨離宮公園)










サラサモクレン(更紗木蓮) モクレン科モクレン属 Magnolia × soulangeana(Magnolia x soulangiana)
サラサモクレンは、ハクモクレンとモクレンの交配種に位置づけされている。
  ハクモクレン(白木蓮) Magnolia heptapeta(=Magnolia denudata )
モクレン(木蓮、木蘭/シモクレン・紫木蓮)Magnolia quinquepeta(= Magnolia liliiflora)
サラサモクレンにはサラサレンゲ、ソトベニハクモクレン、ソコベニハクモクレン、ニシキモクレンなど
幾つもの名前が別名として挙げられており未だに決めきれないでいる。
「サラサレンゲ」の学名などに関する考察論文はこのサイトを参照
ここの花を見る限り、かなりいい加減な解釈だけれど「ソトベニハクモクレン」が一番似合っている気がする。
(2022.02.04 須磨離宮公園)


▲ 去年の花 ▲
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ハクモクレン開花直前 モクレン(紫木蓮)の花 コブシの冬芽
須磨のサラサモクレン・冬芽 森林のサラサレンゲ・冬芽 
冬芽・葉痕 2019-2020



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