HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)

2022-01-22 | 【独り言】

イヌノフグリは、犬のふぐり、漢字で書くと犬の陰嚢。
この在来の雑草の名付け親は牧野富太郎博士で、別に権威を押しつけたわけでもあるまい。
単純に出来上がった果実の姿が犬の陰嚢に似ていたので、フグリとなった。
オオイヌノフグリは、そのイヌノフグリよりも花が大きかったから単純にそう名付けられた。
だから殊更、そのいきさつや実態をねじ曲げてまで名前を言い換える必要も無い。
もっと言えば、マツカサ(松傘、松笠、松毬)も、まつぼっくり、松ぼくり、むしろその言い方の方が多い。
これは、定説では「松陰嚢(まつふぐり)」が転訛した語の筈だけれど
殊更そのことを吹聴する人はいないだろう。
自分に都合の悪いことだけを変えようとし、他のことには関心を示さない…そのことこそが偏見だ。

幸い??、このコゴメイヌノフグリと名付けられた雑草は

さほどには広がってい無いから、解明論者の目にとまることも無いのだろう。
中には、オオイヌノフグリの突然変異…と仰る人が居る程度に認識はされていない。









(2021.12.15 林)




(2022.01.02 林)

元旦だけは冷気が辺りを覆っていたけれど
その後数日はこれで冬??の陽射しがありがたかった。
ところがその反動でここ数日はやはりこれが冬…と言う気温になった。
それでも芽生えた草は少しずつ広がっている。
樹の冬芽も花の為には必要な寒さだ…と思っているのだろう。










ゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢) オオバコ(←ゴマノハグサ)科クワガタソウ属 Veronica cymbalaria
(2022.01.14 林)








(2021.12.15 林)

存分に広がっている。
そう思ったのだけれど、まだまだやっと双葉…も次々と芽を出し始めた。
























フラサバソウ(ツタバイヌノフグリ 蔦葉犬の陰嚢)
オオバコ(←ゴマノハグサ)科クワガタソウ属 Veronica hederifolia
(2022.01.20 林)


▲ 今年の春 ▲
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コゴメイヌノフグリ2021 芽生え 0206 0207 0211 0215 0227 0310
 イヌノフグリ オオイヌノフグリ 
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