最近はやりの「タイタンビカス」をあちこちで見かける。
このモミジアオイとアメリカフヨウの交配種だと言う。
ヒビスクス・コクシネウス、赤いハイビスカス。
ハワイ産のkokiʻo ʻula(Hibiscus kokio)もハワイ語で「赤いハイビスカス」の意味。
アメリカフヨウとモミジアオイの交配種にタイタンビカス。
ビカスの名前から、ハイビスカスとの交配だと誤記されていることが多い。
確かにハイビスカス(ヒビスクス)はすべてのフヨウの学名に充てられているのだけれど
大きいからタイタン、これも奇妙だし「造語」にはセンスが必要。
暑い夏、見た目には風通しの良い風情のモミジアオイで充分な気がしてならない。
▲ モミジアオイとハイビスカスの交配種「タイタンビカス」にはこの苞片や葉の切れ込みが引き継がれている。▼
モミジアオイ(紅葉葵 コウショッキ・紅蜀葵) アオイ科フヨウ属 Hibiscus coccineus
(2024.07.26 田町)
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▲ フヨウ(ハイビスカス)属の花は、花糸が合着して筒状になったおしべが伸びて、その先端部分からめしべが伸びる。
筒の先端部分とめしべの基部は同色なので判別しにくい。▲
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▲ 果実が落ちていたので分解した ▲
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モミジアオイ2023 モミジアオイ 白2022 果実 フヨウ2021 ムクゲ2021
アメリカフヨウ タイタンビカス2022
オクラ2022 オクラ トロロアオイ トロロアオイモドキ2019 ハイビスカス2021
季節の花たち トロロアオイとモミジアオイ
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モミジアオイは、花弁が一枚づつ離れて・・・
大きなお花ですのにとても涼しげですね。
たくさんのおしべと、その先端のめしべが素敵です。
今年は果実や種子が見てみたいです。
何とかチャンスが訪れますようにと願っています。
丸い種子も刈り取られなければ採れそうです。
大柄な花は、夏でも威勢が良いのですが今年の暑さでは暢気に撮っていられませんね。
もちろんですが、小さな花を息をこらして撮ることも結構大変です。
家の中に居ても暑すぎるから、外に出て風に当たっている方がよほど気楽だ、などとは今年は言えそうにないです。