HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ハナツクバネウツギ

2021-08-24 | 夏 白色系

排気ガスに強いからと、幾つもの場所で盛んに街路(特に、道路と歩道の境など)に植え込まれた時期がある。
確かに強いし、枯れている場所を見ることは殆ど無い。
場所によってはきれいに「角刈り」されていたりして
常緑だから見た目にはよろしい姿だ。
ところが、一つ困ったことに剪定にも強い様で、きれいに刈り込まれた後には
徒長枝が、文字通りどこもかしこも…の状態で伸び上がる。
だからもう一度刈り込めば済む話なのだけれど

管理しているのが道路管理者なのかどうか知らないし、年に二度も剪定などやらない様でそのまま。












▲ ハナツクバネウツギの葉は普通は対生だけれど、徒長枝には三輪生が出る。▼

▲ ただ全部が三輪生とはならず同じ枝に対生も出る。▲

▲ 奥が対生だけの徒長枝、手前が対生、三輪生の混在した枝。▲





▲ 三輪生の葉脇から伸びる小枝は対生の葉になっている。▼

(2021.08.21 南王子町)












ハナツバネウツギ(花衝羽根空木)スイカズラ科ツクバネウツギ属 Abelia x grandiflora
Abelia chinensis x Abelia uniflora
(2021.08.23 田町)


 ▲ エドワード・ゴーチャー  Abelia  ’Edward Goucher’  花が白ではなく、最近よく目にする園芸種、萼片は5枚ではなく2枚。▲
 
 ▲ 左は 萼片が薄緑色のタイプ。 5枚だから単純にハナツクバネウツギ…と思ったけれど、森林ではタイワンツクバネウツギとされている。
右は Abelia x grandiflora 'Hopleys' これも葉に斑が入る園芸種。

斯くして何でも次々と「作り出される」から園芸趣味も広がるのだろう。▲
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