HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

シンテッポウユリ(タカサゴユリ)2024-2

2024-08-15 | 夏 白色系

花筒は白くて長く赤紫の筋も見えている。
葉はテッポウユリとは違って細くて長い。
自然交雑種、人為的な交配種、その後の交雑…。
呼び名で区別することが次第に混乱していることに加えて、おおもとのタカサゴユリの存在も危うい。
敢えてそれを一つの名前で決めきれないからと
何時の頃からかシンテッポウユリ(タカサゴユリ)と安易に?併記している。
敢えて、テッポウユリとの相違を示したりもしている。

 

 

 

 
▲ めしべ・おしべの図。左上は開花直後、右上は盛んに花粉を飛ばしている図。
同じ位置から左下はおしべに、右下はめしべに焦点を合わせた図。▼ 
  

 

 

 

 
タカサゴユリ(高砂百合)ユリ科ユリ属 Lilium formosanum
シンテッポウユリ Lilium × formolongi 別名ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)
Lilium formosanum と Lilium longiflorumの交配園芸種)
現実にはタカサゴユリとシンテッポウユリの交雑種も当然出来ている訳で
DNA鑑定などを経なければ外見だけで名前を決めつけることは到底不可能と思う。
いずれかの形質が外見上現れているだけなのだと考えたい。
テッポウユリ Lilium longiflorum
(2024.08.09 林)

 
▲ ㊧ 辛うじて…だが、花被に赤紫の筋 これを以て「タカサゴユリ」と呼ぶ人が多い。  ㊨ テッポウユリの葉 二つ並べて見比べるまでも無く葉は肉厚で幅広 ▲
このテッポウユリの改良種をシンテッポウユリ「神戸リリィ」なる名前でブランド化?しているようだ。
何年か前に知ったのだけれど今年のスカシユリ・テッポウユリのページに独り言ちている。
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