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スイセンには日本スイセンがあるのに、どうしてアジサイにはセイヨウアジサイしか無いのか??
植物名に、トウやセイヨウがつけられるのは元々日本に無かったものだから…だそうだし
普通に日本スイセンと呼んでいるけれど、大陸渡来のもの。
アジサイの場合は、元々あったガクアジサイからの改良種を欧米で改良されたものがやってきたから…。
どこから来たのか、誰が作ったのか、とにかく元を辿らないといけないからややこしい。
前のぺージにそう書いた。
何事もソウかも知れないと思いながらも
次々と登場する改造版に付き合えないなぁ~と恐れ入っている。
紐解くことで何か解決すればそれはそれで謎解き?の楽しみもあるのだろうけれど
中にはそのことを「無粋だ」などと一蹴される方が増えた。
いずれは人が頭脳を使う学問そのものが否定されるかも知れない。
アジサイの冬芽・葉痕を見てこんなことを考えること自体、無粋なのかも知れない。
(2022.01.19 明石公園)
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(2022.01.31 大久保町中八木)
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(2022.02.07 大久保町中八木)
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(2022.02.12 明石西公園)
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アジサイ(紫陽花)アジサイ科アジサイ属 Hydrangea macrophylla f. macrophylla(Hydrangea macrophylla var. macrophylla)
セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)Hydrangea macrophylla f. hortensia
ガクアジサイ Hydrangea macrophylla f. normalis(=Hydrangea macrophylla var. normalis)
(2022.02.22 明石公園)
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▲ ガクアジサイの場合、アジサイとは違って結実しているものを多く見かける。▲
ガクアジサイ(額紫陽花)Hydrangea macrophylla f. normalis(Hydrangea macrophylla var. normalis)
(2022.01.30 玉津町森友)
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日本原産の「ガクアジサイ」を品種改良したものが、いわゆる「アジサイ」。
そのアジサイをヨーロッパで品種改良して日本に逆輸入したものが「セイヨウアジサイ」…だそうだ。
ところが、学名表記では、アジサイの品種、変種がガクアジサイになっている。
ヤマアジサイHydrangea serrata、その変種のアマチャHydrangea serrata var. thunbergii
舌状花を持たないコアジサイHydrangea hirta、ノリウツギHydrangea paniculata、ガクウツギHydrangea scandens
ツルアジサイHydrangea petiolaris、カシワバアジサイHydrangea quercifoliaなどなど
アジサイ属には様々な種類があり、それぞれに園芸種が生み出されている。
その一つ一つに名前を付けて、正しく呼びならわすことなど至難だ。
ただ、アジサイ、セイヨウアジサイを区別するために、後者を「ハイドランジア」と呼ぶのは止しにしたい。
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▲ アジサイ終章 ▲
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