HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ビオラ・ソロリア/アメリカスミレサイシン

2021-03-20 | 【独り言】

10年も昔の事だけれど、魚の棚商店街と本町商店街の間にある道で
幾つかの外来のスミレを撮ったことがある。
当時は、調べる面白さがあったから、外来種は嫌いだ…と言いながら
画像には何枚か残していた。
その後、撮ることは余りなくなったけれど、場所によっては広がりすぎて
いつしか捨てられたと思しき場所でも増え続けているのを見てきた。
花壇の、鉢植えの花が幾つも無造作に捨てられるのには理由があるのだろうけれど
大半は増えすぎて他の花たちの居場所がなくなる…と言うことのようだ。
次から次へと持ち込まれ、作り出されるものを
物珍しさだけで手に入れて、増えすぎて困る…の言い分は
身の程知らず、場所を弁えての栽培が出来ない人たちに共通の言い訳に過ぎない。








(2021.03.09 明石公園)






スミレ ビオラ・ソロリア Viola sororia 'Apricot'
極端に距は短い。
花後には葉が異様に大きく茂り、根茎が肥大して土が盛り上がるほどになる。
それでも「珍しい…」の声に、せっせと栽培されている。
(2021.03.17 明石公園)

「ビオラ・ソロリア(Viola sororia )/アメリカスミレサイシン」の名前で総称されている。
在来のスミレサイシンに似て、根茎が肥厚、地上茎をもたないスミレ。
花後には葉が異様に大きくなるのでこの状態になって捨てられているものが多い。
園芸品種としていくつか種類があり、パピリオナケア(Papirionakea)とよばれるものが最も見かける機会が多い。
ほかにプリケアナ(Priceana)、フレックルス(Freckles)、
スノープリンセス(Snow Princess=シロバナアメリカスミレサイシン)
「ニオイスミレ」などと呼ばれているヨーロッパ産とも似ているのだけれど余り匂いは無い。
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ビオラ・パルマータ ビオラ・ソロリア/アメリカスミレサイシン2010



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