HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

サンゴジュ(珊瑚樹)

2021-01-22 | 木本 冬芽・葉痕

大昔、この錦城中学の南を抜けて公園に入り
剛ノ池を半周して城址に上がり、上の丸・太寺を抜けた早春の散歩。
その中学校の南側にはずらりと珊瑚樹の植栽。
昔はよく見られた学校の生け垣だけれど、虫食い葉が嫌われる。


▲ サンゴジュは常緑、まだまだ去年の葉が残っているけれど、葉腋には新しい葉芽。▼

▲ 常緑でも葉は入れ替わるから、新しい冬芽が目立ちはじめる。▼





▲ 派手な頂芽、横に頂生側芽も従えているので余計に派手だ。芽鱗は2~3対。▼

▲ 頂生側芽の直ぐ下には、対生の側芽、目立つ葉痕は半円形で維管束痕は3個。▼













▲ 側芽、芽鱗は2~3対。葉は対生するから反対側にも側芽はある。直ぐ下に葉痕。▼





▲ 去年の葉が残っていても冬芽は葉腋に上がっている。葉が落ちた痕の葉痕ははじめは緑色が残り、次第に茶変する。▼



サンゴジュ(珊瑚樹)
 レンプクソウ(←スイカズラ)科ガマズミ属
Viburnum odoratissimum var. awabuki (=Viburnum awabuki)
(2021.01.18 上の丸)

 
▲ 花から果実の頃 ▲  ▲ サンゴジュの冬芽・葉痕 ▲ 
頂芽は花と葉の混芽、おまけに側芽(葉芽)を両側に従えているので
すぐに賑やかな状態になる。
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 果実 秋の葉 冬芽・葉痕 
サンゴジュ(珊瑚樹) サンゴジュハムシ



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