渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

湘南藤沢・江ノ島

2021年08月01日 | open


私は東京目黒生まれのサンマだが、第二
の故郷は子ども時分に育った湘南と横浜
だ。横浜は成人してからもずっと住んで
いたので自分の中では特別区だが、やはり
フルサトとなると湘南を想い浮かべる。







太平洋沿いの湘南藤沢・江ノ島あたりは
景観が良いだけでなく、気の利いた店も
多くある。
これはもう50年以上前からそう。
江戸時代に既に行楽地だったので、ちょ
髷時代にも江ノ島界隈には茶店が並んでい
た。


地元の幼稚園の遠足の定番は地引き網で、
相模湾=太平洋に地元網を引く。綱引き
のように大勢で。
獲れたシラスは湘南の特産品だ。


しらすピザにしらすスパ。これはごく
最近出てきたが、美味いらしい。私の
時代には無かった。でも、弁当のおかず
の定番が地物のシラスだった。


江ノ島が見えるカフェやレストランも
多く、なかなかくつろげる。












夜にはこんなカフェで落ち着くのもいい。


藤沢市は地形的には縦伸びの市で、横浜
市内南部よりもずっと北部に伸びていた
りする。横浜市の戸塚区よりも北まで
藤沢市があったりするような地形だ。

湘南。
それは、ふるさと。
東京はそこに日常がある俺の街という感
があるマイホームタウンであり、横浜は
マイシティである。
しかし、湘南には「ふるさと」という印象
を強く持っている。



東京、湘南、横浜と生まれてから38年
住んで思った事。
それは、人間的ないやらしさを感じた事
が一つもない土地柄だったという事。
それは当たり前の事だと思っていたが、
よそに移住してみて、それは特別な事で
あったのだと気付かされた。
その土地に実際に入らないと見えないと
いうものはあるのだが、その土地から離
れないと、その土地の本当の姿は人は見
えて来ないのも確かだと知った。

このコロナが晴れたら、晴れた湘南まで
走ると決めた。
ふるさとへ。





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