風の声

想いつくまま

「みえる」人に図星され大爆笑

2016年04月17日 | 日記

友人から頼まれて「みえる」という知り合いのところに行くことになった。

その友人の周りで、病んでいる人や逝ってしまった人が相次いでいて、自分の身体のことが不安になってしまったのだという。

高速インターの出口で待ち合わせ、彼女と二人で来た友人と合流。約束の時間に遅れて到着する。

部屋に入るといきなり「おじいさんも一緒にこられてますね」で始まった。
おじいさんの風貌などを聞いていくうちに、父方のお爺ちゃんだとわかってきた。ちょうど来月が33回忌になるのに身内の誰もが忘れているらしく、寂しいようだ。煮物好きのお爺ちゃん、それも欲しがっておられるとか。

仕事のことや人生のこれからについてお爺ちゃんの教えと願いが次々と伝えられる。本人しか知らない秘密事も沢山出てきたりして冷や汗の連続の友人だ。
経営の方はこれからますます絶好調になるらしく、一安心。身体の健康の方も全く心配無い。

その後からが、大笑いの連続だった。

「女性の生霊が腰にがっちりしがみついてるよ」
一同、大爆笑。本人は彼女の手前もあってか、「心当たりがない」を連発をしていた。「こう言ってます」と話は具体的になる。
このあたりから、昔別れた元カノの絞り込みができたみたいだ。笑

救われたのは、同席した今カノは最高のパートナーとのこと。
見た感じとは全く違って、真面目で優しくしっかり者らしい。
彼女を代表にして商売を始めれば超儲かるみたいだ。
「この人を逃したらこんないい女性はもう無いよ」と釘を刺されていた。

「私はお祓いは出来ないからどこかでしてもらいなさい」
そう言われながら、部屋を後にした。
お礼は一切取ろうとされない。感謝感謝。

生霊は真言宗の大阿闍梨のお寺に頼むことになった。
和尚に電話をすると、明後日が護摩焚きの日でちょうどいいようだ。
予約を入れ、安心した友人。
お爺ちゃんの墓参りや33回忌の法要をさっそく手配していた。

これまでも「よくみえる」シーンは何度も見てきたが、ここまでの大爆笑は初めて。

友人のキャラもあって、実に愉快な時間となった。










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