貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、
無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ
無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ
やられた!
すごいな、この人。
見透かされているようで、魅了されてしまった。
ウルグアイの大統領だったホセ・ムヒカさんの言葉だ。
「世界で一番貧しい大統領」として尊敬される。
大統領の報酬の9割を慈善事業に寄付。大統領公邸にも入らず、29年物の愛車ビートルで飛び回る。個人資産は18万円だという。政治家として、そんな質素な暮らしをぶりと生き方を表したムヒカ大統領の言葉がある。
お金があまりに好きな人たちには、政治の世界から出て行ってもらう必要があるのです。彼らは政治の世界では危険です。お金が大好きな人は、ビジネスや商売のために身を捧げ、富を増やそうとするものです。
しかし政治とは、すべての人の幸福を求める闘いなのです
しかし政治とは、すべての人の幸福を求める闘いなのです
政治家の地位を利用して利得を得ていた日本の政治家には、耳に痛い言葉だ。
若い人には恋する時間が必要。
子どもが生まれれば、子どもと過ごす時間が必要。
働いてできることは、請求書の金額を払うことだけ。
職場と家の往復をするだけに時間を使っていると、
いつの間にか老人になってしまう。
子どもが生まれれば、子どもと過ごす時間が必要。
働いてできることは、請求書の金額を払うことだけ。
職場と家の往復をするだけに時間を使っていると、
いつの間にか老人になってしまう。
金を払うために人生のほとんどを使い、金を稼ぎ続ける。
サービス残業が当たり前と思い込まされ、寝るためにだけ家に帰ってくるような生活。そんな暮らしをしていたら、あっという間に人生の時間は残りわずかになってしまう。
鋭く見透かされた、言葉の数々だ。
ホセ・ムヒカという生き方。
その生き方が世界に輝きを放っている。