日ハム 一試合７ホームランの乱れ打ち

<!-- 日本ハム 球団記録タイとなる１試合７本塁打！ -->


5月12日【Game34/13-21-0】
北海道日本ハムファイターズ 15-1 千葉ロッテマリーンズ
【勝】浦野 (2-0-0)【負】涌井(1-4-0)
【HR】大田３・４号、近藤３号、西川３号、レアード８号・９号、中田３号

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東京ドームは昨年まで苦手としていたロッテ涌井投手（以前は西武）を、
６HRでKOしてシメは中田のこの日７本目となるHRを、救援をした大嶺投手
から奪い13安打７HRの15得点で完勝しました。

この試合に関しては、日ハム投手の浦野が良く投げてくれました。
大量点を得た試合は大雑把な打ち合いになるのですが、7回を投げて98球
自責1で抑えてくれました

さて、一試合７HRは1950年の東急フライヤーズ時代以来の記録だそうです。
当然に私は生まれたばかりで記憶にございません

67年前の記録を調べてみると..........................。

東急　2 0 1 1 5 0 0 1 1　11
毎日　3 4 0 0 5 3 7 1 x　23
１９５０年５月３１日：市川国府台球場

凄く派手な打ち合いを演じていました
当時の東急はその後、東映フライヤーズ、日拓などを経て現在の日ハムですが、
毎日オリオンズも現在のロッテの前身です。
何の因果か分かりませんが、同じ5月にこのような７HRのタイ記録が飛び出すとは
縁は奇なものと言えます。

この試合の投手陣は.....。
東急　米川、伊藤、蔦 - 鈴木
毎日　上野、佐藤、萩原 - 長島
ホームランは両チーム合わせて9本もでていますが、東急は負け試合とは

本塁打：保井１・２・３号、常見昇１・２号、溝上２号、片岡７号（以上東急）
上野１号、戸倉１１号（以上毎日）

この中での聞き覚えのある選手は、毎日の戸倉選手と東急の蔦投手でしょうか。
戸倉＝戸倉勝城さんは後に阪急に移り、名将と言われた藤本定義さんの後を
引き継ぎ監督をされています。
現役時代はホームランバッターとしても有名でした。

東急の蔦投手はまさかと思いましたが、やまびこ打線で甲子園を沸かせた、
あの徳島池田高校監督の蔦文也さんでした。



日ハム前身の東急で投手をしていたとは知りませんでしたね。
1950年入団で翌年には退団をされて1951年には、社会科の教師として勤務
されています。その後野球部監督として名将とうたわれることになります。
巨人の水野、大洋の畠山など多くの野球選手を育てていますね。

池田高校と言えば私にとっても浅からぬ縁がありますが、このことは後日何か
の機会に書きたいと思います。