髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

大谷翔平が抜けてもなぜ勝てる? 週刊ベースボールon-lineコラムを読んで

2018-05-24 14:05:56 | 北海道日本ハムファイターズ

興味ある見出しだったので読みました。

週刊ベースボールon-line「Every Day BASEBALL」コラム。

大谷翔平が抜けてもなぜ勝てる? 下馬評を覆す日本ハム強さのワケ

あまり目新しい記事ではなかったですね。
たしかに捕手の清水優心は大野奨太の抜けた穴を埋めようと、リード面では一日の長
の成長を見せていますが、ホームラン量産態勢に入っていたものの、5月3日の楽天戦
で逆転満塁ホームランを打った云々からは、当たりがパッタリと止まっています。
今年から奨太と入れ替わり日ハムに復帰をした、ガチャピンこと鶴岡捕手がバッテン
グ好調なので、ホームランは忘れて短打であってもチームに貢献をする打席に徹した
なら今季10HRは狙えるかも知れませんね。

〈過去ブロから~清宮のヒットを足掛かりに清水の満塁HRで逆転勝ち〉



良く言うではありませんか「ホームランはヒットの延長線」と。

ここのところ2番に定着をした大田泰示にもそれが言えるかも知れませんね。
早々に10本のHRを放ち中田、レアードを差し置いて本塁打争いの2位(トップは西武
の山川の13本~今日現在)に躍り出てからは、バッテングに荒さが目立つようになっ
ているのが気になります。
彼のパワーがあれば、札幌Dでも楽々スタンドに放り込むことは可能なのですから、
外角のスライダーに踊らさられることなく、自分の待つ球を素直に打てば25本以上は
打つことが出来るでしょう。

それこそが「恐怖の2番誕生」のプロローグとなるのですが....。

〈5/11 SB戦での5回表大田はレフトスタンドに豪快な2ラン10号を放ちます〉


たしかに文中では優心の活躍、石井一成の起用は辛抱強く使い続けた結果といえます。
またリリファーとして活躍を続けている玉井大翔は、防御率は0.00で首脳陣の信頼を
得ています。
若きストッパーとして育成中の石川直也も、西武戦の悪夢の大逆転以降は自信を取り
戻し十分に重責を担っていますから、若手中心ながら将来を見据えた日ハムの育成は
間違っていないのでしょう。

そこにドラ1新人の清宮が参入したなら、たとえ今年は優勝には手が届かなくても、
来季以降は、今年前半はスランプにあえいでいる松本剛や横尾俊建が立ち直り、甲子
園優勝投手で内野手に転向をした平沼翔太や、昨年新人で大活躍をした浅間大基など
ヤングファイターズの面々があとに控えていますから、ここ数年でSBに変わる日ハム
の黄金期が訪れる期待感は十分にあります。

来季以降の不安材料があるとしたら、それは『来季の監督人事』でしょうね。
栗山監督の契約は今年一年の単年度契約と聞いていますが、仮に栗山監督以下コーチ陣
が大幅に入れ替わったなら、球団の育成方針には変更がなくても、彼に匹敵をした思い
きった采配が出来る人材がいるかどうかです。
以前は稲葉禅譲論があり、栗山ー稲葉の路線がファンからも望まれていましたが、稲葉
監督論は日本代表監督就任で立ち消えになりました。
2020年の東京オリンピックまでの足掛け3年を、栗山監督が続けるなら稲葉監督誕生も
可能でしょうが、そのためには2018年の今年は優勝またはAクラスに入っておかなければ
ならないでしょう。

そのためには4番中田の「翔の恩返し」と近藤健介の「本当の復活」、有原航平の15勝が
キーポイントになると思います。

 



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