遼の文字の付く名前～上村遼太君の姓名～

最近良く「遼という文字」は名前には向かないのですか？
そのような当舎（姓名判断の九占舎HP）への「問い合わせ」が増えています。
プロゴルファーの石川遼プロが、数年前は大活躍をしたことから「遼」という
名前を子供に命名した方もきっと多かったのでしょう。

その石川遼プロは、アメリカに渡ってから期待通りの活躍を見せることなく、
今では松山英樹プロの後塵を拝していますから、遼という名前はどうなの？
そんな不安を感じているのかも知れません。

しかし、川崎市の多摩川河川敷で中学一年の上村遼太君が殺害されるまでは
「遼」という文字に関しての問い合わせはありませんでした。
あまりにも凄惨な事件であったがために、「遼」という文字の意味が
「はるかに遠く」といういう意味を持つだけに、名前には不向きと思われて
相談を寄せられたのでしょうが、この文字を使えば不幸になるということは
決して有りません。

事件に遭われた上村遼太君は、名前の文字に問題があったわけではなく、姓名の
バランスが悪かったから、あのような事件に遭遇してしまったのです。

下記の姓名の「Surface」をご覧になれば一目瞭然、不運な運命を暗示しています。


なかでも運勢の数え歳35歳までを司る地格19画は、時として悲惨な病気や事件に
遭遇することの多い「犯罪数とも言われる大凶運数」になっています。
ただ地格に大凶運数を持っているからといって、すべての人が不幸になるとは
限りません。
19画には孤独、悲惨、家族運が弱いという他に直感力や分析力に秀でいて行動力
も旺盛な面を持つために、スポーツで才能を発揮したり、頭の良さを活かして
学術、文学、法曹界で活躍している人も数多く見られます。

しかし、上村君の不幸は、運格で最も重要とされている人格が22画の失敗運であり
天格も10画という凶運数で、家族関係を暗示する愛情運は波乱万丈で一家離散を
招く26画の大凶運数であったことが、不幸にも若くして事件に遭遇し夭折した
と言えます。
いかに地格が大凶運数であっても、人格が吉運数であったなら、あのような事件
に遭遇をしなかったかも知れません。
なお、Class1の３画同士の地外同格には、事故に遭遇し短命で終わる暗示もあり
地格19画は首から上の病気と「怪我」の暗示があります。


なお、事件の犯人である少年の名前も、週刊誌において公表されていますが、
確かに問題のある名前であっても、少年ということもあり、鑑定は避けさせて
いただきます。