髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日本相撲協会のゴタゴタ騒動はもうごめんです

2018-02-02 15:51:29 | スポーツ

貴乃花親方が理事選落選!わずか2票






貴乃花ファンにしてみたら予想外の結果に嘆いている人も多いかと思いますが、
多勢に無勢のなかで、協会に反旗を翻しても結果は当然の帰結だったと思います。

貴乃花親方の後ろで糸を引いていたのが、前顧問をされていた方なのか、貴夫人
がマスコミ出身(局アナ)だったので、独自のルートを使い騒動に油を注いだのか
は分かりませんが、策に溺れた感は否めません。

戦後まもなく、スポーツといえばプロ野球と相撲しか娯楽がなかった時代に育った
私は、TVなどもなくラジオにかじり付いて実況放送を聞いたものです。
野球は巨人。相撲は大鵬ではなく吉葉山、鏡里、千代の山の時代でしたが、NHKの
志村アナの名調子と神風正一さんの解説に胸躍らせたものです。


当時から大相撲には道内出身の関取が多く、一日遅れの新聞(かっての道内地方は
一日遅れで新聞は配達されていました)よりも早く、仕事から帰ってくる父親の
ためにせっせと星取表を手作りしていた記憶があります。
もしかしたら、それが最初の父親孝行だったのかも知れません。


時代は移り栃若時代から柏鵬時代に移り、その後は夭逝をした玉ノ海、北の富士、
輪島、若乃花(2代)を経て北の湖時代を迎えるのですが、ハワイから高見山が
外国人として初の関取になった頃から、大相撲も変革の時代に入ります。
そうはいっても千代の富士が綱を張り、現理事長の八角親方(北勝海)が九重部屋
が隆盛を誇るまでは良かったものの、高見山がハワイから曙太郎を連れて来たころ
から相撲も大きく変わっていきます。
体の大きな外人力士を小兵力士が土を付けるという、面白味はあっても相撲自体が
技から腕力に走りつまらないものになったのは、柔道が外人選手に歯が立たない様
と同様につまらないスポーツになって行ったのではないかと思います。


その頃から私自身も相撲を見ることが無くなり、現在まで続いていますが、いまの
親方は「外人頼みで優勝賞金を得る」金満主義に走り、かっての大相撲の醍醐味を
忘れたことが、最近のモンゴル力士の不祥事につながっているのでは....。
貴乃花親方がもしも相撲界の改革を謳うのであれば、同国出身の力士は2~3名と
限定する等をしなくては、今後も不祥事はおさまらないでしょう。
プロ野球にせよJリーグにせよ、Vリーグでさえも外人選手の登録と出場枠は決まって
いるのですから、大相撲が出来ないわけはありません。


純血主義に拘るわけではないですが、貴乃花親方が「相撲は神事」と言えども、全く
違う環境で育った外人力士のすべてに、理解を求めてもそれは可能だと思います。
猪突猛進タイプの貴乃花親方には無理でも、頭のキレる親方が出て来たなら、改革は
可能でしょうが、今のところはいないようですね。




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