けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
Twitter(X)リンク @kkclinic

朝、腰が重だるい方に六味地黄丸。。。わたしもそうでした。。。

2014-08-12 12:59:18 | 漢方アメリカOnline



写真は一龍のソース焼きそばです。題記に関係ありませんが、おいしそうなのでアップしました。


根を詰めて働いたり、勉強を続けていると、朝起きた時に腰が重だるくてしょうがないというときがあります。
一日の始まりにこういう感じがあるのは嫌なものですね。。

これは、いわゆる「疲れ腰」ということで、漢方薬の出番です。
最近の私がそうでした。

一般的には六味地黄丸(ろくみじおうがん)が使われます。
冷え性ぎみの方には八味地黄丸(はちみじおうがん)を処方いたします。
これは、六味地黄丸に附子と桂枝が配合されたもので、いっそう体を温めます。

しかし、40歳以下の若い方や、胃腸の敏感な方の中には、これらを服用すると、おなかがもたれたり、痛みのない下痢になることがあります。それが気にならないようならば、しばらく飲み続けて慣れてしまってもかまわないのですが、そういうのが嫌な方の為には、右帰丸(うきがん)をお出ししています。

これらを飲み始めますと、早ければ翌日、遅くとも1週間くらいで、朝の腰の重だるさがなくなって、すっきりと起きられるようになります。もちろん元気も回復いたします。
私の場合は六味地黄丸を服用して、翌々日に回復いたしました。ああよかった。。。

朝一番の尿、特に男性の場合は、その尿線が太く力強く、スカッとでるのが健康の印です。
早速確かめてみましょう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久しぶりの鴻慶楼 Chef Wang... | トップ | 再突撃!鴻慶楼(ホンギョンロ) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

漢方アメリカOnline」カテゴリの最新記事