けい先生のつぼにくる話

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釣藤散を作りました。 頭痛の名薬ですが、本来は高血圧の治療薬でもあります。

2024-07-17 08:52:17 | 東洋医学全般

釣藤散は頭痛薬として有名です。小林製薬では、「ズッキノン」という名前で売られていますが、12世紀半ば、宋の時代に編纂された普済本事方という古典医学書籍に記載されている由緒正しい漢方薬です。

漢方アメリカOnline ではこちらに載せています。
https://www.kanpouamerica.com/product/111
頭痛を筆頭に、高血圧、イライラ、めまい、フラフラふわふわする感じに特化された漢方薬です。

ほぼどなたでも服用可能な漢方薬です。体力のある方、普通な方、体が虚していても(弱っていても)服用可能です。
日々のストレスや累積疲労で、上逆(体の下の方にあるべき熱気が上がってしまう事)してしまった気の流れが虚熱となって、上半身の弱っているところに影響を及ぼしているのです。

釣藤散がこの虚熱を処理しますので、この体調における、頭痛、高血圧、イライラ、めまい、フラフラふわふわする感じの原因が緩和刺されるので、結果的にこれらの症状がなくなってゆきます。

ここで面白いことですが、高血圧に効く薬でもあるのに、低血圧の人がこれを飲んでも、全く問題はありません。これは、釣藤散は、西洋の降圧剤ではないからです。上逆した気を発散、鎮静させるから、高血圧にも効くということです。

低血圧の方で、イライラやストレス、そして頭痛のある方がこれを飲んでも、効果は十分に出ますし、血圧が低くなりすぎて危険なことはありません。もう一度言います、これは降圧剤ではないのです。

漢方医学の妙味は、飲みすぎても、それが危険なレベルまで血圧を下げてしまうとか、必要以上に水を排泄しすぎるとか、そういうことはありません。適当なところでその状態が止まります。
これは、漢方医学に副作用がないということではなく、副作用が出ないように処方が組み合わされていることも、その理由のひとつです。

 

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