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けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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ふたたび 足湯   とにかくやってみてくださいね!

2008-07-04 16:04:47 | 東洋医学全般
また、足湯のお話を致しましょう。
大きめのバケツ、アメリカなら洗濯用の洗剤が入っているバケツが大きくて適当です。これと椅子をバスタブに運び込みます。

バケツをシャワーの下の大きな蛇口の下に置き、お湯を入れます。ご自分は椅子に腰掛けて、両足をバケツのお湯に浸けこんで温めます。これだけです。

ちょうどよい温度のお湯に両足を浸けていると、とても気持ちのよいものです。
その日によって、5分でからだが温まってしまう日もありますし、15分経ってもまだ足りない日があります。臨機応変にお湯をたして、雑誌でも読みながら、快適な足湯タイムをすごしましょう。寝る前に行うと大変よく眠れます。

これは、頭寒足熱を足を温めることによって作り出す方法です。この方法は長時間の腰湯や、全身浴よりも威力があります。
多くの方、特に慢性の膝痛や腰痛が治らない型の中に、知らずに毎日長時間のお風呂に入っていた方がいらっしゃいます。

これは、もちろんたまに温泉療法などをするのはよいことなのですが、常に長風呂をしていると、からだを温めすぎることとなり、結果的にからだの中に「温めすぎたから冷やせ」という命令が出て、逆に冷やすことになってしまうのです。

足湯ですと、からだの一部分の温めのために、この「冷やせ」指令が出ないようで、いつまでもからだの芯が温かです。
足湯をしますと、ふくらはぎから足にかけてがきれいな桜色に染まって、気持ちよくなります。是非試してみてください。

大きなオフィスで働いている方は、冷房のために床から冷えが上って、夏の冷え症を起こしている方が多いものです。しっかりと温めましょう。

日本伝統鍼灸漢方

写真はシャスタの町外れ、Gayserの源泉の近くに咲いていた花です。