けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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今日は小児ゼンソクのお子様のお母様からお電話がありました。

2006-10-25 03:02:00 | 東洋医学全般
今日は小児ゼンソクのお子様のお母様からお電話がありました。
かわいそうに、お家で軽い発作を起こしてヒューヒューいっているそうです。重い発作は命にかかわるので、即救急車を呼ばなければいけません。
聞いてみるとごく軽い発作なので、「乾布摩擦」をすすめました。かんぷまさつ、、皆さんやったことがありますね。乾いた布で全身をこするあれです。
東洋医学的には体が弱っている場合(虚しているといいます)本当は皮膚を通して外に出て行かなければならない熱が、体内にこもってしまい、この行き場のなくなった熱が呼吸器にいって、悪さをすると、ゼンソクになるわけです。
乾布摩擦はその不要な熱(虚熱)を体表から発散させてゼンソクを楽にします。毎日毎日続ければ体質改善として有効です。

私も子供の頃はゼンソクとアトピーに悩まされました。寒い冬はゼンソクで夜は苦しくて横になれず、座ったまま寝たものです。夏はアトピーが出るので、海に入るとしみてしみて激痛に泣いておりました。
幸い東洋医学に出会い、中学くらいには治ってしまいました。そんなわけでゼンソクは私にとって人事ではありません。
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