野口和彦(県女)のブログへようこそ

研究や教育等の記事を書いています。掲載内容は個人的見解であり、群馬県立女子大学の立場や意見を代表するものではありません。

高女での講演

2014年11月05日 | 教育活動
10月末に高崎女子高校にて、「文系を選択したことで広がる可能性」と題する講演を行ってきました。この講演には、同高校の約160名の1年生と10数名の保護者の皆様が参加してくださいました。



当日、拙い講演を聞いてくださった皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。

この講演では、「文系」における「社会科学」の学びを中心に、話をさせていただきました。「社会科学」と言われても、高校1年生にはピンと来ないかもしれません。私もそうでした。ですが、この時期から社会問題に対する科学的思考を意識するのは、大切なことではないでしょうか。

私がこの講演で強調したかったのは、科学は「理系」の専売特許ではなく、「文系」でも広く使われているということです。文系の科学といわれても、にわかに想像できないかもしれません。科学という言葉からイメージすることが、機械や計器がならんだ実験室のようなものであれば、なおさら「社会科学って???」でしょう。

もし「文系≠科学」といった「誤解」があるとすれば、本講演が、それを解くきっかけにることを願っています。

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