ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

電子黒板をスライド…

2012-05-15 19:56:29 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

今日みたいな雨の日はふと物思いに耽ることがあります
SEはSystems Engineerのことですが
別の意味をあてて自分のキャッチコピーができないかなぁ、なんてね


では、本日の日経産業新聞から、4面のデジタル・ハード欄からこの記事をピックアップ
『スライド式電子黒板
 空きスペース不要
 日立ソリューションズ』

日立ソリューションズが、教室の黒板に据え付けて使える
電子黒板を発売する
という記事

黒板メーカーの日学と協力して開発されたものということです


黒板やホワイトボードに取り付け左右に動かして使えます
使わない時は黒板を外にずらしておくことも可能です
このシステムでは新たなスペースが不要で設置しやすいのはいいですね

PCをつないで用意した教材は電子黒板上部の設置している
専用のプロジェクターを通じて電子黒板に映し出すようです
さらには、タッチパネル昨日として、指操作による画面の
縮小・拡大も可能のようです

これで1台120万円程度、初年度は約300台の販売を見込んでいるそうです
この数字を実現できるのなら、たいしたものだと思われます


黒板に教材を映写する場合、そもそもは
透明のOHPシートをよく使っていましたよね
そこからPCの普及によりプロジェクターを用いる
ことが多くなってきました

そこから、最近では独立した電子黒板が徐々に登場してきました
あくまで、既存の黒板の補助的な独立したものでした
それが、今回の電子黒板を利用すれば、既存の黒板にも対応可能となり
さらに電子黒板というものが普及する可能性が大きくなっていくわけですね

そうなれば、学校側の対応も十分に必要になってきます
せっかく導入したのであれば、教師側も電子黒板を有効活用した
授業計画を自然と組む必要が出てきてもおかしくはありませんよね

個人的には大学への普及が促進すればなぁと思います
企業出身の教授でデキる教授によっては大胆な活用方法を
考案されるのではないかと思います
ヒューマンインターフェイス関係の研究室が
もっと画期的な電子黒板を研究開発する可能性もあるかなと思います


未来に希望を持つことができる子どもを育てるためにも
電子黒板という1つのツールではありますが
価値あるツールが今後も開発されることを願うばかりです