ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

国を動かすかもしれない調査…

2012-05-11 20:17:49 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

今日は穏やかな1日となりました
このまま週末もよき日を過ごしましょう


では、本日の日経産業新聞から、12面の医療・バイオ欄からこの記事をピックアップ
『ケニアで2国間排出枠事業
 NTTデータ系』

この見出しではよくわからない内容ですが
NTTデータ経営研究所がケニアで
「2国間クレジット(排出枠)制度」の調査事業を実施する
と発表した
という記事

日本の省エネ機器や再生可能エネルギーをケニアで導入したときに
温暖化ガスをどの程度削減できるかを試算して
ケニア政府に省エネなどを効果的に進めるための政策を
提言していく方針だそうです

日本の経済産業省としては、現在は
2国間クレジット制度自体はまだ導入はしていなくて
各国との取引をするための調査を民間企業から募集して
NTTデータ経営研究所がケニアについての調査を担当することになり
事業として採択されたということになります

NTTデータ経営研究所としては
日本企業の太陽光発電や風力発電設備をケニアに導入するよう提案するとともに
その場合の温暖化ガス削減量を調べ、排出枠の創出につなげたいようです


国と国との取引のなかで、実は日本の民間企業が絡んで貢献することができるのは
とても興味深いことです
世界によき影響を与えることができる調査事業が
今後も行われていくことを願うばかりです