ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

ガス⇒電気をより身近に…

2012-05-09 19:49:58 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

GW以降、5月になってからも突発的な雨が多いですね
今日の帰宅時も大きな雨になっておりました


では、本日の日経産業新聞から、2面の環境・新エネルギー欄からこの記事をピックアップ
『LPガス使う発電システム
 矢崎総業とホンダ開発』

矢崎総業がホンダと組み、家庭用のLPガス(プロパンガス)を使って
発電するシステムを開発した
という記事

一般家庭で設置されているガスタンクを使った発電機ということでは
世界初ということになるそうです

矢崎総業がプロパンガスを発電機に供給するための専用器具を開発し
ホンダが持ち運び式の発電機を開発し、このように手を組んだわけです


都会では都市ガスが多いですが、地方に行けば
プロパンガスが主流を占めています

私の実家もプロパンでしたが、あのタンクから
電気を起こすことができるわけですね

それが23万円前後の器具と工事費用で可能になるわけです

設置した場所から3~5mの範囲で発電機を設置して
50Kgのガスで約100時間の運転が可能ということであれば
災害時には有効活用ができそうです

もし、これが将来的に電気効率がよくなれば
オール電化でなく、オールガス化にて
どこまで電力会社の電気を使わないで生活できるのだろうと
注目したいところです


ちなみに、大規模な工場では、以前から
コージェネレーションといったシステムでは
ガスから発電する巨大なシステムがあります

計画停電時には、このシステムのおかげで
生産ラインを停止させないようにすることもできたわけです

こちらは、震度5前後の地震が発生すると
停止するような仕組みが取られております


家庭向けのシステムと工場向けのシステムの双方から
将来的に安全に災害時に利用できる発電システムが開発され
人々に安心をもたらしてくれることを願ってやまない限りです