英ＢＡ、客室乗務員労組が22日から12日間のストを決定

　今日一番驚いたニュースです。英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ（ＢＡ）の客室乗務員労組は１４日、人員削減などの経営方針に反対し、１２月２２日から１２日間のストライキを実施することを決定しました。

　労組スポークスマンは記者団に「ストは２２日から１２日間実施される。しかし、これは数千人の旅行計画の障害となる決定であり、決断には心が痛む。投票の結果、９２．５％がストに賛成票を投じた」と語っています。

　ＢＡは、客室乗務員の４分の３の今年の昇給を２─７％とし、来年もこれを凍結することや、３０００人の社員をパートタイムに切り替えること、ヒースロー空港からの長距離路線で搭乗乗務員数を１５人から１４人に減らすことなどを求めています。

　ＢＡのウィリー・ウォルシュ最高経営責任者（ＣＥＯ）は「ストは無意味であり、われわれは労組に譲歩を求める。搭乗乗務員数に関する変更は撤回しない。確実に長く生き残るには古い非効率的なやり方には戻れないことを、労組は理解しなければならない」と述べているとのこと。

　もちろん労働組合にがんばってもらいたいと思うけれど、31日にJALでロンドンに行く予定の僕としては、なんとかJAL便は飛んでもらいたいと思っております。