風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

半年ぶりの故郷

2014-09-24 | Weblog

 息子夫婦と一緒に半年ぶりに里帰りをした。
 9/22の朝、岡山の自宅を発ち、瀬戸内市で息子夫婦をピックアップして、越前市をめざす。今年開通した若狭舞鶴道を経由して北陸道へ。若狭舞鶴道は車が少なくて快適に走れた。
 今庄ICで高速から下りて、越前そば『おばちゃんの店』で昼食。越前そばといえば『おろしそば』。辛みのある大根おろしだけのシンプルな食べ方がそば本来の味を際立たせてくれる。里の味、美味しかった。


 何年も老いた母親をお世話頂いているケア施設に向かう。95歳になる母親と半年ぶりの面会。返してくれる言葉はなくても、ただ寝顔を眺めるだけで心は安らぐ。とても良い時間を過せた。
 墓参りをしてから兄夫婦を訪ねる。姪っ子家族も集まってきてくれた。古いアルバムを広げて昔話に花を咲かせた。
 その後、山深い池田町にある宿、渓流温泉『冠荘』に向かう。


 夕食は素朴な田舎料理を楽しむ。鮎が美味しかった。地酒もすすむ。


 翌9/23、越前焼きの陶芸村を見たいという息子の希望で越前町小曽原を訪ねた。越前焼きは日本六古窯の一つ。越前陶芸村文化交流会館、福井県陶芸館を見学したあと、今年も岡山市内のデパートで展示会を開かれた西浦武氏の工房を探し訪ねた。運良く西浦武さんがおられてギャラリーを案内してくださった。温もりあるお人柄そのものの素朴な作品の数々。すばらしい。
 西浦さんにお見送りまでしていただき、恐縮しながら出発。


 越前海岸に出て、東尋坊に向かう。穏やかな海を眺めながら海岸線を北にひた走る。
 観光船に乗って日本海と東尋坊の景観を楽しんでから、丸岡ICを経由して帰路につく。2日間の走行距離900km超の遠くて短い旅だった。

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