風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

High Lineを歩く

2015-12-30 | 健康


 今日も呆れるほどたくさん歩いた。地下鉄で14Stまで行き、Chelsea MarketのSarabeth's Bakery でまずは朝の腹ごしらえ。フルーツタルトの味は上品で美味しかった。



 一息ついた後、階段を上って、High Lineに出る。早速、歩き始めた。すでにたくさんの人がHigh Lineを歩いていた。この歩道の公園はManhattanのLower West Sideで運行されていた2.3 kmほどの高架貨物線跡を、空中緑道として活用した公園で、人気のスポットになっているようだ。



 日本で言うところの産業遺産の高架貨物線跡の活用に過ぎないけど、線路跡に草木の植栽もあって、おしゃれな公園に仕上がっている。





 Penn Station の操車場でHigh Lineを下りて、6番街からBroadwayを北上した。次第にエンパイアステートビルディングも大きく迫ってくる。古くても美しいビルの存在感はいささかも色褪せていない。



Times Squareはものすごい数の人で混雑していた。2日後のカウントダウンのステージもすでに準備が整っていた。
 Times Squareは言語も顔つきも髪や眼の色も違う人々で埋め尽くされ、人種のるつぼそのものの様相だ。たまに日本人とすれ違うこともあるけど、絶対数が少ないし、シャイな日本人はここではまるで目立たない。



 そのままBroadwayを歩き続け、Central Park Southから地下鉄に乗りホテルに戻った。
 さすがに連日長距離を歩いたので、ややふくらはぎに疲労を感じるけど、長く歩いたお陰で、かなりニューヨークの空気や熱気を肌で感じることができた。東京銀座とはまた違った空気感やエネルギーの躍動感だ。


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Central Parkを歩く

2015-12-29 | 健康


 あいにくの雨が夜半から降り続いていて、この天候で外に出かけるのは気が滅入る。でもセントラルパークには今日行っておきたい。9時に部屋を出た。



 まず最初にホテルから少し南に歩いて、6ブロックほどのDean StreetにあるBLUE BOTTLE COFFEEで朝のコーヒーを飲んだ。最近、東京にも店舗を出して話題になったので、一度飲んでみたかった。一杯ずつドリップで作るので、待つ時間が長いけど味は上品で美味しかった。



 地下鉄で27Stまで行き、憧れのCentral Park に入った。雨のせいか人出が少なくて公園は静まりかえっていた。





犬を連れた散歩姿を見かけるたびに、ハンナのことを思った。ハンナは家族の中で僕に一番なついているので、僕の留守中はとても寂しがっているはずだ。





 The Lakeという水辺の景色が美しかった。冬枯れの公園をMetropolitan Museumの近くまで歩いて、5番街に出た。Metropolitan Museumの前には長蛇の列ができていた。屋台で焼き栗を買い、食べながらMetropolitan Museumの前を通り、南に向けて歩く。





Central Park South を過ぎたあたりから5番街はすごい数の観光客であふれていた。いささか人の多さに辟易して、6番街の47-50 Sts Rockefeller Ctr から地下鉄に乗ってホテルに戻った。

 部屋に入るとぐったりして、3時間ほどお昼寝をする。
 目覚めるとすでに陽も落ちていた。雨が上がっていたので、身軽な格好で出かけることにした。
 近くのFulton St.のSHAKE SHACKで生ビールShackMeister Aleを飲む。すっきりした味で旨かった。アメリカは地ビールが豊富で多彩なのでたまらない。

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ブルックリン橋の美しさ

2015-12-28 | Weblog


 朝8時にブルックリンのホテルを出た。ニューヨーク2日目の今日はブルックリンのホテルから北西に向かって歩いてブルックリン橋を歩いて渡った。まずハドソン川の支流のイーストリバーに出てから北上して階段を上るとブルックリン橋に出た。



 ブルックリン橋が徒歩や自転車で渡れることは知っていたけど、てっきり車道の端に歩道が確保されていると思っていたら大違いだった。左右の車道のど真ん中に高架の歩道が設けられていた。お天気も良かったのでたくさんの人が歩いていた。木道なので足に優しくて気持ち良く歩けた。



1878年完成ということだけど、当時の技術力の高さに驚かされる。デザインも今でも何ら古臭さが感じられないくらい美しい。橋を下り、マンハッタンに入った後、グラウンドゼロに向かった。



 2011.9.11で倒壊したWorld Trade Centerの跡地はNational 9/11 Memorial の巨大な二つのプールになっている。その横に新たにWorld Center が建ち、One World Observatory としてビルの102階まで上がれる。窓口で、入館は午後5:30予定と告げられたけど、遠くここまで来たのだから32ドルを払って申し込んだ。夕方またここまで出直せば済むことだ。





 ふたたび歩いて、Broadwayを北上する。Little Italy やChinatown に寄り道してお店も覗いてみたけど、粗悪な模造品や土産物ばかりでうんざり。すぐ退散して、北上を続けた。
 Union Square まで歩いて、引き返した。



 予定の17:30にWorld Trade Centerに入り、エレベーターで102階まで一気に上がるとマンハッタンやブルックリンが一望できた。ニューヨークの夜景がどこまでも広がっていて壮観だった。今朝、歩いて渡ったBrooklyn Bridgeがライトアップされてひときわ美しかった。眼下には二つのNational 9/11 Memorial のプールがライトアップされて美しく輝いていた。あれから14年あまりが過ぎたけど、報復を超えてどれだけ世界が賢くなったのか。あの悲惨なテロから人間は何を学び、どれだけ教訓を得たのか。


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JAL PREMIUM ECONOMYで快適な旅

2015-12-27 | 健康


 ニューヨーク時間の17:40にJFKケネディ空港に到着した。小雨混じりだけど、思ったほど寒くないので助かる。

 成田空港のJFK空港行きJAL便の搭乗口の近くでECONOMYからPREMIUM ECONOMYへのグレードアップキャンペーンを行っていた。PREMIUM ECONOMYというのはエコノミークラスとビジネスクラスの中間のグレードらしい。シャンパンが出ますよと言う殺文句でころりと参った。グレードアップ料30,000円は決してお安くないけど、12時間も窮屈な座席で堪える姿を想像したら案外高くないかもと考えてグレードアップ手続きをした。



 エコノミーより座席は広くて、ゆったりと座れる。一番気に入ったのは座席のベースが固定されていて、シートを倒しても座席が前にスライドすることで傾斜が出る仕掛けだ。前の座席が倒されて覆い被さってくることもないし、後部座席の人に遠慮せずに倒すことができるのは気楽だ。
 乗ってすぐに出た夕食は肉じゃがをチョイス。上品な味の日本食がとても美味しかった。フランスの美味しいシャンパンGARDETも飲めた。到着前に間食として大勝軒のつけ麺まで出た。



 機内では新作や旧作のビデオを4本観た。長時間の航行も退屈することなく過ごせた。帰り便も席が空いていたらグレードアップしようと思う。

 ニューヨークは予報通り小雨模様。幸い機内での疲れが少なかったので、足取り軽く空港から電車を乗り継ぎ、BROOKLYNのホテルを目指した。迷うことなく夕方、ホテルに着いた。



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男子厨房に入る

2015-12-26 | 健康


 ひとり力。ラジオ深夜便「明日へのことば」で料理研究家の清水信子さんの話を聴きながら色々と考えさせられた。期せずしてひとりで生きなくてはいけなくなった身としては、わが身のこととして清水信子さんの話が心に響いた。
 ひとりでも毎日の食事を大切にして、苦手な料理にも前向きに取り組んだ方がいいのかもしれない。ひとり力を鍛えて、もう少し毎日の生活の質を高める努力をしなくてはと反省した。男子厨房に入り、真面目に料理に励む。来年のテーマができた。
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楓友子さんの魔法の杖

2015-12-25 | 健康


 ラジオ深夜便「明日へのことば」でステッキアーティスト楓友子さんの話を聴く。九死に一生を得る交通事故で杖を使う生活になり、心が塞ぎこむ自分の体験から、その杖を持って外に出かけたいなあと希望が湧くようなデザインの杖作りを始める。東京コレクションにも楓友子さんのデザインの杖が使われたのだとか。
 現実を受け入れて、前を向いて生きる生き方を後押しする魔法の杖。お出かけが楽しくなるような、自分の足で歩く、生きていることは素晴らしいと感じさせてくれる魔法の杖だ。ラジオからどのようなデザインの杖なのかは想像するほかないけど、きっと明るく輝くような美しさを放つおしゃれな杖なのだろう。朝から素敵な話が聴けた。
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無為に過ごす祝日

2015-12-24 | 健康


 息子夫婦が家に泊まりに来てくれたので、近くの居酒屋に出かけた。あれこれ話ししながら呑む酒は旨い。年老いた義母との会話のない毎日の食事と違って、何を食べても美味しいし、楽しい時間が過せた。
 せっかくの祝日だったけど、あいにく雨が降ったので、予定していたスタッドレス・タイヤ交換ができなかった。自分でせずにカーショップに持ち込めばやってもらえたけど、それほど急を要することでもないので先に延ばすことにした。これといったことは何もできずに、あれこれ机の上のものを整理していたら一日が終わってしまった。
 日一日、大晦日に近づいている。



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タッパーディナー

2015-12-22 | 健康


 息子のお嫁さんから、僕の大好物のゴボウの牛肉巻きなどのおかずを冷蔵庫に入れてまーす、とメールが入った。明日は天皇誕生日。祝日前夜、これをアテに酒が呑めると小躍りした。
 仕事を終えて、家で早速、一人酒盛り。上品に器に盛り付ければ最高だけど、後の洗い物を思うとためらう。食後の仕事を増やさないために、タッパーのまま頂くことにした。これも無駄をそぎ落とすシンプルライフというのだろうか。
 それでも美味しいものは美味しい。久しぶりに美味しい夕食を味わうことができた。息子のお嫁さんに感謝。

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高校駅伝 向井優香さんの快走

2015-12-21 | Weblog


 今年も残り少なくなった。今週末は仕事納めだ。
 全国高校駅伝で広島の世羅高校が男女完全制覇した。山の会の例会のため生放送で駅伝を見ることはできなかったけど、ニュースで流れる世羅女子5区のアンカー向井優香さんの3人抜き逆転優勝は圧巻だった。走行フォームが見事なくらい美しく、躍動的な走りだった。世羅は男子だけじゃないぞ、とのインタビュー発言も逞しく、微笑ましかった。
 岡山勢は倉敷高校が男子3位、興譲館高校が6位。岡山の男女入賞もすごい。高校駅伝も終わり、暮れが押し迫った実感がますます強まってきた。
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今年の登り納め

2015-12-20 | 山歩き


 山の会の例会山行で和気富士から神ノ上山まで歩いた。雲ひとつない快晴無風の好天に恵まれ、気持ちのいい里山歩きが楽しめた。今の時期は低山でも暑くなく、里山歩きに一番適していると思う。
 少し早いけど、今日の山歩きが今年の登り納めになった。今年は思うように山に行けなかったので、来年は今年の空白の分も加えてもっと多くの山と自然を楽しみたいと思う。
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命日の夜

2015-12-19 | 健康


 カミさんの命日だった。息子夫婦が泊まりに来てくれて、賑やかな夕食となった。
 この一年は長いようで短かかった気がする。不器用で諦めの悪い性格なので、なかなか現実を心の底では受け容れることができない日々が続いたけど、一年でかなり心の平静が取り戻せたように思う。
 この一年、カミさんはただの一度も夢に現れてくれなかった。せめて今晩くらいはと期待して寝ることにしよう。
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時間を愉しむゆとり

2015-12-17 | 田舎暮らし


 今朝のラジオ深夜便で人間国宝の金工家、大角幸枝さんが、今の日本人はアイロン掛けの楽しみを知らないという話をされた。アイロン掛け不要の生地の衣服にしたり、クリーニングに出して、アイロン掛けの時間を愉しむことができなくなっていると。結果だけを求めるのではなくて、その時間の過程も大事ではないかというお話を聴いて身につまされた。

 カミさんは生前、僕のワイシャツとハンカチにアイロンを掛けてくれていた。僕一人になった後、ワイシャツはクリーニングに出し、ハンカチはアイロン掛けせずにたたむだけに変わった。カミさんはアイロン掛けしながら何を考えていたんだろうと想像してみる。のどかな時間を愉しんでいたのだろうか。

 今の僕の生活はすべて、結果重視になっていて、時間を愉しむゆとりがなくなっているかもしれない。現役サラリーマンとして毎日時間に追われていることもある。でも便利さを追求するのもほどほどにして、時の流れにゆったりと身を委ねる生活にシフトダウンしたいものだ。今僕が持っているものは残り少ない時間しかないのだから。

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税制改正大綱が決まった

2015-12-16 | Weblog


 ラジオ深夜便を聴いた後、「弾き語りフォー・ユー」を聴くのを毎朝楽しみにしている。楽器はどれも好きだけど、夜明け前に聴くピアノの音色は特別だ。心に染み入る。
 ハンナは僕の膝の上で惰眠をむさぼっている。僕はミルクティーを飲みながら、パソコンに向かっている。平凡だけど、自由で満ち足りた朝の平和な時間だ。

 ようやく消費増税時の軽減税率など与党の税制改正大綱が固まったようだ。消費税を10%に増税したからといってこれで終わりではない。高齢化の進行により医療・年金など社会保障費の増大など歳出総額は増える一方なので、消費税も10%に増税後も段階的に12%、14%と高めていかざるをえないだろう。法人実効税率を29.97%に下げて、設備投資や賃上げを促し、景気回復を後押しするのはいいと思う。景気回復によって法人税や所得税の税収総額を増やしながら国債発行額を抑える微妙なバランスでこれからも日本丸を舵取りすることになるのだろう。 

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チベットに思う

2015-12-15 | Weblog


 ラジオ深夜便「明日へのことば」でチベット人(日本に帰化)の病院院長、西蔵ツワンさんの来日50年、「チベットの魂」を胸に、と題する話を聴く。
 チベット難民として日本にやってきた少年が刻苦勉励して医学の分野で今の病院院長まで上り詰めたツワンさん。言葉の壁を超えて日本人の倍の努力をする若き日のツワン青年の姿が目に浮かぶようだった。
 チベットはヒマラヤの高地、チベット高原にある自然豊かな国だけど、今、中国共産党の抑圧政策でチベットの民は宗教の自由も奪われて苦しめられている。非暴力で中道の道を歩むチベットの民とはいえ、弾圧に抗議する焼身自殺者が140名に及ぶという。千名を超える子供達がネパールを経てダライ・ラマ法王のインドにある亡命政府を目指すという。中国政府の強圧的なチベットの人権問題は深刻さが増しているようだ。



 チベット人は信仰心が厚く、辛抱強い国民として知られている。西蔵ツワンさんのように世界中で地道にチベットの現状を世に伝える活動がいつか実を結び、チベットに平和で平穏な暮らしを取り戻す時が必ず来ると信じている。
 http://www.tibethouse.jp/
 
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今年一年を振り返って

2015-12-14 | 健康


 2015年も残りわずかとなった。今年一年を振り返ってみると、失意のどん底からスタートした一年だった。重い病いの妻が昨年12月下旬に疾風のように逝き、半年ほどは何をする気にもならず、無気力にただ息をしていた。暗い日々が続いたけど、時間が最大の癒しになったようで、少しずつ生きる気力を取り戻して、前を向いて歩むことができるようになってきた。



 父親を励まそうと息子夫婦が週末に泊まりに来てくれたり、トイプードル犬のハンナを新たに家族に迎えたことも、日々の生活に潤いと生きるエネルギーが生まれた気がする。
 余生があと何年あるのかはわからない。できることならそれまで精一杯、前を見て明るく生きたいと今は思う。正直、この歳になって一人で生きるのは何かと辛いことが多いけど、天が与えた宿命と受けとめて、残りの人生を生きようと思う。
 新しい年は、旅行や登山やバイクツーリングなど年甲斐もなくアクティブに生きてみようかと思っている。

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