風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」

2016-09-29 | Weblog


 今朝も、まるで梅雨に戻ったかのような雨が降り続いている。
 昨晩、アマゾンプライムのビデオ「俺は、君のためにこそ死ににいく」を観た。2007年に初公開された映画で、石原慎太郎が脚本・製作総指揮をとった映画だ。太平洋戦争の敗戦色が濃くなり、特別攻撃隊(特攻)が編成される。特攻基地の知覧で軍の指定食堂を営む鳥濱トメさんは明日死ぬ若者たちに母親のように慕われていた。大切な着物をコメや卵と引き換えて若者たちに食べさせる。
 そして特攻で生き残った若者を軸に戦争を問いかける。いい映画を見た。

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レジリエンスを鍛える

2016-09-28 | 健康


 朝日新聞の購読者向け月刊誌「スタイルアサヒ」10月号に面白いコラムが載っていた。「レジリエンスを鍛える」と題する帝京大学医学部の新見正則先生のコラムだ。
 レジリエンス(resilience)とは逆境に対する身体や心の回復力、抵抗力、耐久力を意味するらしい。人は幼少時から少々の逆境に晒すことが必要と述べておられる。最初は一撃で撃沈されそうなストレスでも、少しずつ晒されていると徐々に対応できるようになる、と。米国では社会的に、心のレジリエンスが成績よりも重要なものと考えられているようだ。その理由は簡単には養えないからだと。



 学力は勉強法の工夫でそうにかなるが心のレジリエンスを養うには気の長い努力が必要で一朝一夕にはできない。日本社会には異質を避ける傾向があるけど、異質と上手に付き合うことが心のレジリエンスには欠かせないと。そして心の幸せの鍵は、実は自分の中にある、と話を結んでおられる。
 今の若者たちを見ると、心のレジリエンスの必要性を強く感じる。徴兵制と言うと話が飛躍しすぎるけど、せめて若者全員に自衛隊の体験入隊を義務付けるとかの制度化を考えたほうがいいのかもしれないなどとこのコラムを読んで老婆心に走ってしまった。

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アメリカ大統領候補討論会

2016-09-27 | Weblog


 アメリカ大統領候補討論会が始まった。第1回目の討論対決はCNNの世論調査結果によると6割がヒラリー・クリントンに軍配を上げたのだとか。両候補についてニュース報道程度の知識しかないけど、ドナルド・トランプ氏は世界情勢や安全保障について事実誤認や理解の欠如が明らかになったり、劣勢に立たされたことは間違いなさそうだ。次の討論会では経済対策や金融政策などもっと高所大所のかみ合った議論を期待したい。



 それにしても今回の大統領候補を見ていると、人材不足を感じる。また現実世界の不満のはけ口にトランプ氏の過激な暴言を楽しんでいる米国民の意識レベルに落胆し、将来に不安を覚える。
 その一方で改めて現オバマ大統領が歴代の大統領の中でいかに屈指の立派な大統領だったことかが浮き彫りになったようにも思う。
 大統領選後にアメリカやアジアやEUはどこに向かうのだろうか。

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花見山

2016-09-26 | 山歩き


 日曜日に山の会の仲間26名で花見山に登った。花見山は鳥取県と岡山県の県境にある標高1,188mの山で、山頂には一等三角点がある。
 9:20 いぶきの里の新見千屋温泉の駐車場から登り始めた。下の谷の滝を眺めてから分岐まで引き返し、笹が生い茂る山道を藪漕ぎしながら稜線まで上がった。急登が終わると頂上まで緩やかな稜線を気持ち良く軽快に飛ばし、11:55に頂上に着いた。しばらく憩っていると花見山スキー場側から女性だけの6人グループが登ってきた。快晴で山登り日和、山頂は笑顔と弾んだ笑い声で溢れていた。深まる秋を感じながら山頂を後にした。

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映画「ロングトレイル」を観る

2016-09-24 | 大自然


 シネマクレールで映画「ロングトレイル」を観た。
 紀行作家ビルは満ち足りた家庭にありながら、執筆活動で限界を感じ、日常性から抜け出そうと3,500kmに及ぶアパラチアン・トレイルの全踏破を思い立つ。相棒は破天荒な旧友のカッツだ。珍道中は数ヶ月に及ぶ。自然豊かなアパラチアン・トレイルを歩き続けながら、ビルとカッツは、これまでの人生を振り返り、これからの行く末、生き方を探る。そしてお互い、それぞれが抱える悩みに光が差し始める。トレイルの道半ばで止めることを決断し、今まで歩き抜いた満足感と共に、それぞれの家路につくところで話は終わる。80歳になるRobert Redfordの渋い演技がいい。
 歩くという単純だけど心豊かな時間に浸れるアパラチアンのロングトレイルに強く憧れてしまう。僕が尊敬する故加藤則芳さんの著書「メインの森をめざして-アパラチアン・トレイル3500キロを歩く」を再度読み返してみたくなった。


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倉敷美観地区を歩く

2016-09-23 | 田舎暮らし


 祝日に倉敷アイビースクエアのアイビー学館で開催中の「龍の仕事展」を見に行った。雨が降り続く昼前に、ハンナを連れて家を出た。



 「龍の仕事展」は高梁川流域で業を営む会社の展示会のようなものだけど、ジーンズ、刃物、木工など古い歴史と伝統に現代の斬新なアイデアと感性を吹き込みんだ新鮮味あふれる一品に出会える楽しみがあるので、毎年出かけている。



 倉敷の美観地区を訪れるのは久しぶりだった。雨のせいか観光客が多くなくて、静かな佇まいだった。



 いつ訪れてもこの町並みは日本を代表する美しい景観だと思う。倉敷美観地区は岡山県の観光地点で観光客数1位を長年キープしている。岡山の後楽園・岡山城、年間200万人に対して倉敷美観地区は310万人。ダントツの集客力だ。でもこの光景を見ると納得できる。自然と数百年タイムスリップしたような気持ちになるから不思議だ。それがここの魅力なのだろう。

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なかにし礼さんの戦争体験

2016-09-21 | Weblog


 ラジオ深夜便「明日へのことば」でなかにし礼さんの話を聴く。戦争体験、特に敗戦後に中国から苦難の道を引き揚げてきた体験が作詞の背景にあることを初めて知った。悲恋の歌も人を国家に置き換えてみるとヒットした数々の作詞曲には違った味わいがある。なかにし礼さんの深くて奥行きのある詩は戦争体験から生み出されたことを知った今、改めて彼の作詞曲を味わってみたい。



 ハレルヤ 花が散っても
 ハレルヤ 風のせいじゃない
 ハレルヤ 沈む夕陽は
 ハレルヤ 止められない
 愛されたくて 愛したんじゃない
 燃える想いを あなたに
 ぶっつけただけなの
 帰らぬ あなたの夢が
 今夜も 私を泣かす

 愛されたくて 愛したんじゃない
 燃える想いを あなたに
 ぶっつけただけなの
 夜空に 祈りを込めて
 あなたの 名前を呼ぶの

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1400kmのドライブ

2016-09-20 | 大自然


 三連休に静岡、山梨まで1400kmのドライブ小旅行を楽しんだ。富士山を楽しみにしていたけど、曇天のため山裾しか見れなかった。
 さすがにハンナは長距離ドライブでくたびれた様子。毎日、日中はばあちゃんとゴロゴロ、居眠り三昧で暮しているハンナには寝不足が堪えたのかもしれない。



 二晩続けて美味しい料理に舌鼓を打ち、ドイツワインにほろ酔い、温泉に浸かってすっかりリフレッシュできた。たまには自分へのご褒美でこんなプチ贅沢な小旅行をするのもいいものだ。
 


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食べる喜びは生きる喜び

2016-09-16 | 健康


 ラジオ深夜便「明日へのことば」で再放送された梅木信子さんの話を再び聴いた。96歳の現役医者だ。溌溂とした声でしなやかに前向きな思考をされる方だなあと改めて感心する。
 いつものように「明日へのことば」を聞き終えた後、1階に下りてハンナの朝食と自分の朝食作りをする。栄養バランスの知識がないので、思いつきのでたらめな献立だけど、それなりの朝食だ。
 食べる喜びは生きる喜び。食を大切にしたいという思いだけはあるんだけどなあ。

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今朝の献立

2016-09-15 | 健康
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朝食の献立

2016-09-14 | 健康


 今朝の僕の朝食を写してみた。男やもめの朝食だから、毎朝、変わり映えのしない内容だ。火を使うのは面倒なので、火を使わない献立だ。納豆と梅干しは欠かせない。特に野菜を摂るように子供達からキツく注意されているので、できるだけ何かの野菜を摂るように心がけている。
 焼き魚とか卵焼きとかが献立に加わるといいなあと思うけど、朝のタイトな時間の中で作るのは至難だから諦めるしかないとため息をつく。
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映画ワールドトレードセンター

2016-09-13 | Weblog


 Amazon Prime ビデオで映画「World Trade Center」を観た。あの惨事から15回目の9.11。決して風化させてはいけないという思いもあり、映画で9.11を振り返ってみた。
 この映画は10年前に作られた映画で、9.11の同時多発テロで崩壊寸前のワールドトレードセンターの階上の人々を救出するために出動した港湾局警察に勤めるベテラン巡査部長とその部下がビルの崩壊後に閉じ込められる。絶望的な状況に置かれた二人が励ましあいながら生き延びて無事生還する実話に基づいた映画だ。



 9.11の映画として「ユナイテッド93」があるけど、また違った切り口で描かれた素晴らしい映画で、港湾局巡査部長ジョン・マクローリンさん役のニコラス・ケイジも部下の警察官ウィル・ヒメノさん役のマイケル・ペーニャの見事な演技に引き込まれてしまった。
 ワールドトレードセンターの救出活動で殉死した人数はニューヨーク市の消防士343人、警察本部の警察官23人、湾岸管理委員会警察官37名で、被災した死者2,602人の15.5%に相当する。自己の危険を省みず勇猛果敢に生存者救出に向かった警官、消防士、港湾職員にアメリカ人気質を感じる。西部開拓時代からのヤンキー魂は今も引き継がれているのだろう。
 あれから15年。今も世界中で紛争やテロが起きている。人間の愚かしさを克服することは永遠に不可能なのかもしれないけど、ほんの少しだけでも人類は世界平和に向けて進歩していると思いたい。
 
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ファジアーノの観戦者数

2016-09-12 | ファジアーノ


 日曜日の夕方、ファジアーノ岡山のホームゲームを見に行った。レノファ山口戦だ。後半の終わりにゴールを決めて1-0で勝ち、J2で4位をキープできた。
 今年、ファジアーノ岡山はChallenge 1という目標を掲げている。ホームゲームの平均入場者数を1万人台に乗せるという目標だ。ゲームの勝ち負けよりも、ファジアーノの存在が岡山という地域に一体感を醸し出すことを前面に出す考え方はいい。燃えない岡山が少しだけ燃える風土に変えるきっかけになりそうだから。
 現在の平均入場者数は9,534人。1万人の目標が達成できたらと淡い期待を持って、できるだけ残り試合もスタジアムに通いたいと思っている。

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ハンナの女子会

2016-09-11 | トイプードル


 昨晩は友人夫婦が愛犬を連れてきてくれたので、ハンナは予期せぬ女子会で盛り上がることができた。歳もほぼ同じ、1歳半の女の子で、最初はおとなしく遊んでいたが、お互い慣れるにしたがって家の中を駆けずり回り始めた。
 ハンナも遊び疲れたのか、今朝からぐったりしている。僕も二日酔いでボーッとしているから、女子会で弾け過ぎたハンナを夜遊びが過ぎると責めれない。お昼だけど、ハンナとベッドに転がろう。

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よき友 旨し酒

2016-09-10 | 健康


 とってもめでたい一日だった。息子から無事子供が生まれたという吉報がお昼前に入った。母子ともに元気だと明るく弾んだ息子の声に安堵する。
 早速、病院に行き、初孫とご対面。可愛いい。無垢な赤ちゃんを眺めていると時間が経つのを忘れる。何枚も何枚も写真を撮った。



 夕方、我が家で二組の友人夫婦を招いて飲み会を開いた。久しぶりに会ったので話題は尽きることがない。ビールの後、青森県・西田酒造店の「田酒 特別純米」、新潟県・石本酒造の「越乃寒梅 純米吟醸 灑」、倉敷の地酒、菊池酒造の「奇跡のお酒 純米吟醸」の封を切り、夜11時過ぎまで延々と飲み続けた。
 テレビもつけずに飲み、話し続けていたので、25年ぶりの広島カープ優勝の瞬間を見逃してしまったけど、とても良い時間を過ごすことができた。

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