風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

天満敦子さんのバイオリン演奏ボランティア

2015-03-31 | 田舎暮らし


  けさのラジオ深夜便「明日へのことば」は1月に放送された『被災地にバイオリンの音色を届け続けて』と題するバイオリニスト天満敦子さんのお話しの再放送だった。お母さんの故郷が相馬市という天満さんは、3.11のあとずっと無伴奏のバイオリン演奏で東北の復興支援を続けておられる。
 オルガンと共奏の「ふるさと」や「Jupiter」の天満さんのバイオリン演奏を聞いて、とても爽やかな朝を迎えることができた。音楽の力ってすごい。きっと被災地で続けておられるバイオリン演奏のボランディア活動は確実に東北の皆さんに大きな元気や勇気を与え続けてくれていると思った。
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日本株への海外からの期待

2015-03-30 | 田舎暮らし


 年度末になり、明日31日の日経平均株価の終値がいくらになるのか楽しみだ。甘く19,700円辺りを期待している。今朝の日経に世界最大級の政府系ファンドのノルウェー政府年金基金が日本株の保有額を昨年と比べて3割程度増加という記事が載っていた。海外の公的な運用資産が期待を持って日本に向けられているのはありがたいことだ。
 ノルウェーやスエーデンは人間中心の福祉国家というイメージが強い。そのために大きな財源が必要になり、高負担国家、税金の高い国家でもある。平均的な労働者の収入の半分近くを税金として納めている。そうして集めた税金の一部は運用資産として海外投資に回されて、そのリターンが福祉に使われている。日本企業が北欧の高福祉国家にも少なからず貢献していると思うと一国民としてまんざらでもない。
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おいしく食べることが大事

2015-03-29 | 健康


 一段と春めいてきた。爽やかな涼気を胸いっぱい吸い込んで季節の変化を喜ぶ。
 今日は車のオイル交換と食料の買い出しをした。今晩の肴にカンパチや鯛など4種盛りの刺身を買った。それから洗濯をして、ご飯を炊いてラップして冷凍保存食づくりをする。炊きたてのご飯をラップしていたら、おにぎりが食べたくなり、少し作ってみた。瀬戸のほんじおを手に振りかけて握ってみたら、それらしいものができた。『森のイスキア』の佐藤初女さんが、「おいしいものを食べるのではなく、おいしく食べることが大事」って書かれていたっけ。形が少々ヘンテコでも、おいしく食べるから大丈夫かな。
 せっかくの日曜日も雑用に振り回される主夫業だけど、馴れてきたのか少しだけ手際よくなってきた感じがする。

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野球観戦と旧友との語らい

2015-03-28 | 健康


 土曜日の午前中、会社の野球部の試合が玉野市営球場であり、応援に行く。初戦に勝ち、午後からの第二試合も続けて応援した。若い社員たちの躍動感溢れるプレーを眺めるのは気分がいいものだ。雲ひとつない晴天に恵まれて、ポカポカ陽気のもとで観戦を愉しむ。
 午後の二試合目は惜しくも敗れ、試合が終わったのが15:30。今日は16:30に大学時代の同級生夫婦が弔問に自宅を訪ねてくれる予定なので、大急ぎで球場を後にした。急いでシャワーを浴びてしばらくすると可愛いい花束をもってお二人が訪ねてきてくれた。
 昔、カミさんと初めて出会ったときからお互いよく知りあうご夫婦なので、懐かしい昔話をたくさんして過ごした。本音の吐露を聞いてもらえる旧友の存在はありがたい。ほんのつかの間、寂しさを紛らわすことができた。でも、二人が車で去っていく姿を見送ったあとは寂しさだけが残った。

 ばあちゃんの好物のおうどんをこしらえたあと、一人居酒屋に足を運んだ。持参したiPadでニュースを見ながら生ビールと清酒「加茂五葉」を呑む。
 自宅にもどり、オンデマンドビデオで『End of Whitehouse』を観る。ホワイトハウスが北朝鮮の戦闘集団に乗っ取られ、拉致された米国大統領を一人のボディガードの活躍で奪還するという荒唐無稽のストーリーだけど、こんな単純明快なアクション映画もたまの気晴らしにはいい。

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屋久島の入山協力金に賛成

2015-03-27 | 大自然


 屋久島で来年春から登山者は入山料を徴収されることになりそうだ。これまで2回、屋久島の宮之浦岳を縦走したことがあるけど、あの美しい自然を守るための第一歩の取り組みに大賛成だ。
 近々、屋久島町議会に諮られる入山協力金の条例案では1,000円から1,500円、山中泊は2,000円らしいけど、妥当な金額だと思う。僕は富士山など入山者が多くて自然環境に大きなダメージを与えている山で入山料を導入することに賛成派だ。小中学校生や高校生の学校行事として入山する場合は例外規定で無料化するなどの教育的配慮は必要だけど、あれだけの大自然を堪能できる受益者負担としては安すぎるくらいだ。
 日本は自然環境に恵まれた国だから「水と安全はタダ」という世界的に見ると非常識が常識になっているけど、今のままでは自然環境を守るために官民あげて積極的に働きかけをしていかないと自然破壊が加速度的に進んでしまう。入山料は自然保護施策の事業資金になるし、自然保護に対する意識付けにもなると思う。来年春といわず前倒しして、今年の夏休みくらいから屋久島で入山協力金を徴収すればいいと思う。
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アベノミクスは地方に及んでいる

2015-03-26 | 田舎暮らし


 今朝、居間に下りると室温は7℃だった。今日もまた肌寒い一日になりそうだ。TwiningsのEarl Greyを淹れて、ミルクをたっぷり加えたモーニングティを飲む。

 昨日の日経平均株価の終値は19,746円で20,000円台突入を窺う展開が続いている。
 昨日の日経新聞のコラム「大機小機」に「地方は本当に厳しいのか」という記事が面白かった。マスコミにとかくアベノミクスの恩恵は中央だけで、地方には及んでいないというネガティブな情報発信が目立つけど、このコラムニストは地方税収、なかでも法人県民税と事業税(法人二税)の推移を分析して評価している。岡山県のお隣りの鳥取県で11%増、島根県で33%増と法人二税の伸びから企業業績の好転を分析している。円高是正で生産拠点を海外から国内に戻したりする企業の動きもあり、増える外国人観光客が地方にも足をのばしてきている。アベノミクスは地方にも緩やかに、でも確実に及んできているとみて間違いなさそうだ。
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たまごかけご飯

2015-03-25 | 健康


 昨晩、ジムからの帰りにスーパーに寄って鶏卵を買って帰った。朝食にたまごかけご飯にして食べるためだ。
 しばらく前、たまごかけご飯に目覚めた。子供の頃、よく食べていた記憶がよみがえり、懐かしさもあるし、作るのが簡単で食べやすくて美味しい。ただ生食なので少しだけ高価で新鮮な玉子を買うことしている。
 カミさんを亡くして、食事のレベルは一気に転げ落ちてしまったけど、自分の口に合う安直な準備ですぐに食べれるたまごかけご飯は捨てがたい朝の一品だ。あとはインスタントの味噌汁、梅干しに冷凍ご飯をチンするだけの修行僧のようなつましい朝食。でもこれが今の僕にできる精一杯の朝食だ。そろそろ作り始めようか。
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入浴介助のありがたさ

2015-03-24 | 健康


 三寒四温で日一日、春に向かっている。
 先日、ばあちゃんのために風呂場の浴槽と入り口、勝手の上がり口に手すりを付けてもらった。年寄りには少しの段差がよほど堪えていたのか、ありがたいこっちゃあ、を連発してくれている。それほど喜んでもらえるのだったら、もっと早く取り付けてあげればよかったなあ。
 週一回、ばあちゃんの入浴介助をしてもらいに自宅までケアセンターの職員に来てもらっているけど、あれほど入浴を嫌っていた人が毎週一回、渋々ながら入浴を続けてくれている。89歳の目線や感覚で物事を考えることは難しい。身体が臭くなるからと入浴を勧めると「風呂に入らんでも死にゃあせん」ともっともなご託宣を並べるし、これまで苦労して生きてきた自負や自信があるので、ちょっとやそっとの理屈や説得や圧力に屈することはない。
 それでも入浴介助には大いに助けられた。これほどのサービスを安価に受けられる日本の福祉制度は素晴らしいと思う。介護保険、バンザイだ。
 高齢化が進む日本。我が家も高齢化が進行している。これから先、福祉サービスを受けながら仙人のような心境で老老介護で義母と暮らしていくしかなさそうだ。
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JAL SKY NEXT機内でWi-Fiを使う

2015-03-23 | Weblog


 日曜日の夕方、東京から岡山に戻る便はJAL SKY NEXTの機体で運行する便を選んだ。何度乗ってもプチ贅沢が味わえて、少し得した気分になる。黒で統一された革製シートとスペースの広い足元も音質のいいイヤホーンも気に入っている。
 往路でJAL名人会の落語と漫才を聴いたので、復路はうつらうつらしながらiPhoneで無料サービスの吉本芸人の旅の映像を観て過ごした。Wi-Fiが機内で使えるのは利便性が高い。500円程度を払えばネットが自由に使えるみたいだけど、まだ有料サービスを利用したことがないのでネット環境の程度はわからない。でもいざとなればネットにつながるという安心感は大きいと思う。ネットにつながる環境にどっぷりと浸かっている現代人にわずか1時間でもつながらない時間があるなしでは安心感が違う。

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ダンダダンの馬刺は最高の味

2015-03-22 | 健康


 京王線明大前の駅前にあるダンダダン酒場で一人で夕食をとった。せっかく上京したのに娘は神楽坂で同窓会があり、会食で遅くなるので一人になってしまった。Appleの銀座店から明大前駅まで戻り、活気溢れる居酒屋に入った。
 餃子と馬刺にビールと燗酒。名物餃子も肉汁たっぷりで美味しかったけど、新鮮な馬刺が最高だった。馬刺に燗酒とくればこれに優るものはない。
 そのあと駅前のスタバで娘の帰りを待ち、合流してから帰りにワインとつまみを買ってマンションに行き、遅くまで色んな話をしながら飲みなおした。
 大都会東京で暮らす娘は、会うたびにたくましくなり、親に似ずしっかりしてきたなあと親バカながら感じた。


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Appleのワークショップ

2015-03-21 | Mac


久しぶりの上京。娘が夜まで用事があるというので、羽田からひとり銀座に出て、AppleのTheater WorkshopでiCloudとMacの基本を学ぶことにした。



4階のTheaterは受講する人で埋まってきた。還暦過ぎと思しき人が何と多いことか。疑問点の質問も積極的に発言し、歳をとっても向上心をもって真剣に学ぶ姿勢には感心させられる。何かに興味を持って取り組むのに遅すぎることはない。いい刺激を受けたことが今回上京した最大の収穫だったかもしれない。




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黒部の太陽からダムネーションへ

2015-03-20 | 大自然


 黒部川第四発電所(黒四)のダム建設が映画になり石原裕次郎主演の映画『黒部の太陽』は大ヒットした。発電目的で関西電力が総工費500億円以上を投じて建設し、1963年に竣工したダムだけど、この一大事業には戦後の高度経済成長で電力不足が生じた背景があったはずだ。今では立山黒部アルペンルートの観光名所となっている。NHKの人気番組だったプロジェクトXでも黒四ダム建設が取り上げられていた。日本の高度経済成長を象徴するインフラ事業だった。
 あれから時代は変わり、ダムネーションの時代に入っている。ダムネーションはダム国家dam nationと自然破壊に対する告発・断罪のdamnationの意味も重ね合わせてあるようだ。ダムの時代は終わったのだろうか。
 
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ダムネーション

2015-03-19 | 大自然


 アウトドア月刊誌のBE-PALをパラパラとめくって拾い読みする。4月号の表紙には「極楽キャンプ場」の文字が踊っている。キャンプの季節が近づいているというメッセージだ。
 PE-PALを長年、定期購読しているけど、ハッとするような気付きを与えてくれる記事との出会いがたまにあるのがこの雑誌の一番の魅力だ。また到底行けない旅や体験できそうもない冒険を紙面で疑似体験させてもらっている。今号の辻信一氏のコラム「本物を生きている者たち」ではダムネーションが取り上げられている。ダムを壊して自然の生態系を取り戻す米国発信の活動だ。
 観たいと思っていた映画「ダムネーション」はまだ観れていない。いつか観たいと思う。
 コラムの末尾に掲げてあるアウトドア・アクティビスト、故デヴィッド・ブラウアーの詩を読む。

  川の音楽に耳を傾けなさい
  あなたの目で川を見て
  あなたの手で川に触れ
  そして ふたたび
  人間になってください

 「川」はもっと広く、「自然」と置き換えてもいいかなあと思い、もう一度、詩を口ずさんだ。
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バラの花

2015-03-18 | 田舎暮らし


 仕事帰りに花屋さん「ブロッサム21オーク」に寄ってバラの花を少しだけ買って帰った。ガラスの花瓶を取り出して、慣れない手つきで花ばさみを手に花を整えて挿し、遺影に捧げる。誕生日、おめでとう。今年は淋しい誕生日だ。

 突然、息子から今晩一緒に食事をしようとメールが入る。しばらくすると息子夫婦がやってきた。ばあちゃんと4人で思わぬ賑やかな夕食となった。
 ばあちゃんもテンションが高くなり、たくさんおしゃべりをし始めた。ビールと日本酒を飲んだあと冷凍庫から飲みさしのジンを取り出す。すぐに空になった。それにしても平日なのに二人でよく呑んだ。また酔っぱらってーっ、ってカミさんに叱られそうなくらいたくさん呑んだ。もう一度だけ、叱られたいと思うけど叱ってくれる人はもういない。

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バラの花束

2015-03-17 | 田舎暮らし


 今日は亡き妻の誕生日だ。毎年、仕事帰りに花屋さんに立ち寄り、花束を作ってもらいプレゼントしてきた。花束には必ず赤いバラを加えてもらい、アレンジしてもらった。赤いバラはマストで必須のアイテムだった。
 でももう花束を手渡す相手がこの世にいない。ありがとうとこたえてくれる満面の微笑みももう見られない。
 カミさんがあっけなく逝ってから早3ヶ月。この3ヶ月間の月日は長くもあり、短くもあった。もっと優しくしてあげればよかったなあとか、悔いばかりが湧いてくる。
 冬の寒さもようやく緩み、彼岸の入りを迎える。

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