風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

ネット注文の難点

2016-01-31 | Weblog


 用事があって、久しぶりに渋川海岸に行った。あいにくの曇り空で、彼方に浮かぶ瀬戸大橋もぼんやりと見えていた。
 何か違う。砂浜の様子がまるで変わっていた。茶色の平坦な砂浜が広がっていた。ビーチバレーの聖地を目指す玉野市の事業として大量の砂を運び入れて造成したのだろうか。自然の海岸の景観はすっかり失せていた。時代の変化を感じながら、ビーチバレーに興じる若者たちを眺めていた。



 渋川海岸から路線バスで家に戻ると、ネットで注文していたパタゴニアの宅配便が届いた。早速、春物のウエアを試着してみるとどれもサイズが小さすぎる。アメリカンサイズでもあるし、ダイエット効果を想定して全てSサイズにしてみたのが大きな失敗だった。着れないこともないけど、どうにもちんちくりんで不格好。



 やむなく息子に、Sサイズだけど着てくれるかと電話を入れる。着れると思う、ありがとうとの返事。喜んでくれた。
 外国メーカーのウエアをネット注文して、同じような失敗をこれまで重ねてきた。Mでは大きすぎることもあるし、かといって今回のようにSサイズでは小さすぎることもある。サイズがメーカーによって相当違う。試着ができないネット購入の一番の難点だ。サイズ変更ができなくもないけど面倒だし、息子へのプレゼントも悪くないか。


モロキュウに見る和食の奥深さ

2016-01-30 | 健康


 岡山市内のあるお店で飲み会があり、仕上げにあっさりしたものが欲しくてモロキュウを注文した。出てきた皿を見て驚いた。きゅうりに糸のような細さの間隔で刻みが入れられていて、まるで芸術作品のようだった。すぐに食べるのが惜しくて、しばらくモロキュウを眺めながら杯を重ねた。
 和食、日本人の伝統的な食文化がユネスコ無形文化遺産に登録された理由として自然を尊敬する心に基づいた食慣習とされ、和食の特徴として4点が挙げられている。

1. 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
2. 栄養バランスに優れた健康的な食生活
3. 自然の美しさや季節の移ろいの表現
4. 年中行事との密接な関わり

 単に、ぶつ切りしたきゅうりに金山寺味噌を添えるだけのモロキュウの一品を、職人の技でこれほど美しい一品になることを知り、和食の奥深さと素晴らしさを再認識させられた。


タニタ食堂の健康食

2016-01-27 | 健康


 朝、岡山市内の検査機間で定期健診を受けた。検査が終わり、受付で支払いを済ませた時、タニタ食堂の食事券をもらった。早速、お隣のタニタ食堂で朝食をとることにした。
 話には聞いていたタニタ食堂だ。どのような味なのか楽しみだ。
 チラシには5つのこだわりが記されていた。

 1. 一汁三菜の定食スタイル
 2. 野菜をたっぷり使う
 3. 噛みごたえを残した調理をする
 4. 塩分は3g前後
 5. ご飯は1膳100gを目安に

 席に座り、読みさしの本を少し読んでいたらすぐに朝の膳が出てきた。早速頂くことにする。塩分や油を控えめにしてあるのでどれも薄味でぼんやりした味は否めないけど、これぞ健康食。でも、このような健康食はたまに食べるのはいいけど、毎日となるとどうかなあ。そこまで気をつけてぼんやりした味の料理を食べて健康に暮らす選択って、僕にはできないなあ。
 だけどこんな考えでは、長生きもピンピンコロリも出来っこないんだろうなあ。

錦織君のジョコビッチ戦に期待

2016-01-26 | Weblog


 全豪テニスで錦織圭君が4強を目指してノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する試合が近づいてきた。世界ランキング1位の王者相手だからタフな試合になるのは確実だけど、この大会では錦織圭君のサーブが好調なので対戦が楽しみだ。2014年の全米オープン以降はジョコビッチに4戦全敗だけど、勝てない相手ではないし、特に今大会の錦織圭君の安定感のある試合展開を見て、勝利する期待が一段と膨らむ。

小椋佳さんの「私の履歴書」が面白い

2016-01-25 | 田舎暮らし


 日本経済新聞の「私の履歴書」が面白い。小椋佳さんが第一勧業銀行勤めをしながら二足の草鞋で作曲・歌手活動をしていた頃の思い出話だ。銀行にはコンサート活動はしない約束で作曲・歌手活動を続けるが、小椋佳さんがたった一度だけコンサートを開くことになる。その理由が銀行側からの勧めがあったことも今回初めて知った。
 あの時、小椋佳さんが美しい歌声をNHKのコンサートホールに響かせる放送をFMラジオで聴き、カセットテープにもライブ録音して、繰り返し聴いたものだ。あの頃がとても懐かしい。「私の履歴書」であのコンサートの時、小椋佳さんが32歳だったことを知った。コンサートの終わり頃になると、小椋佳さんの声が嗄れて気の毒なような状態だった。初めてのコンサートで張り切りすぎて歌いすぎたのだろうか。
 その後、銀行を辞めて作曲・歌手活動に専念することになり、岡山でも地方公演を開かれるなんてあの時は想像もできなかった。
 久しぶりに、若い頃の小椋佳さんの「潮騒のうた」を聴きたくなった。

山で心を清める

2016-01-24 | 山歩き


 不遜だけど僕は本気で神や仏に祈ったことはない。真面目に神仏を信心しないからといって無神論者でもない。神社仏閣に行けばお賽銭を入れて手を合わせる。
 一昨日の夕方、機内から見た夕陽や富士山に霊験あらたかな気持ちになったし、唯一の趣味の登山で山に登って眼には見えない何か大切なもの、清浄なものを感じることはある。
 自然界の山や木や石などに神々や精霊が宿ると考えるアニミズムの信仰は僕の単純な性格にも合っている。六根を清浄に保って心身を純一ならしめて自然界の山などをご神体と思って一木一草も神の姿とか神の所有と考えると日常の欲深い物欲や私物化願望まできれいに洗い流される気すらする。もっと山で心を清めて純な心とシンプルな生き方に還っていかなくいけないなあ。


シャンプーとブラッシング

2016-01-23 | トイプードル


 朝、ハンナをシャンプーした。ちょうど一週間ぶりだ。
 シャンプーは嫌がらないけど、毛を乾かした後のブラッシングはいつもむずかる。ブラッシングが僕の力量不足で痛いからなのだと思う。腕を磨かなくっちゃあ。
 トイプードルはほとんど抜け毛がない。ブラッシングしても、ほんのわずか、産毛が取れるくらい。だから毛並みを整えるためのブラッシングだけど、金属製のブラシをついつい皮膚に当ててしまう。ごめん、ごめんと詫びながらブラッシングをするのが常だ。
 明日の日曜日にはハンナを連れてパスタフローラにピザでも食べに行こうかなあ。


富士は日本一の山

2016-01-22 | 山歩き


 一泊二日の出張で上京し、JALの夕方の便で東京から戻るとき美しい夕陽が見れた。雲海に浮かぶ夕陽を山の上で見ることはあるけど、飛行機の中から見る夕陽もまたいいものだ。自然の神秘的な造形に目を奪われてしまった。



 おまけに雪を被った富士山も眼下に眺めることができた。いつ見ても富士山の端正で気高い姿は美しく、あらためて、やっぱり富士は日本一の山だと思った。富士山は日本人にとって心のふるさとなのかもしれない。


がん10年生存率

2016-01-20 | 健康


 冷たい風が吹き荒れ、一気に寒い冬に突入した。広島の北の方に住む山仲間から家の周りに雪が積もったとの便りも届いた。でもこれが普通の冬の気候で、これまでが暖か過ぎただけだ。温暖な冬で鈍りきった身体がこの寒さについていけてないのが何とも歯がゆい。

 がん10年生存率58%という集計結果が公表された。全国32のがん専門病院で構成される全国がん(成人病)センター協議会がまとめた数値だ。カミさんが罹った肝臓がんの10年生存率は15.3%という数値を前にあらためてがんの怖さを思い知らされる。そしてカミさんの2年間の闘病から突然の悲しい別れも、この数値を見る限り、受け容れざるをえなかったのだと自分を納得させたいとも思う。

犬の権利

2016-01-19 | トイプードル


 決めた。生後7ヶ月半のトイプードルのハンナの避妊手術について娘が心配してくれた。手術するんだったらタイムリミットだと。正直、悩んだ。でも自然体でいこうと決めた。
 避妊手術をしないことで生理や飼い主にとって面倒なこともあるだろう。しかし、犬の権利を人間の都合だけで勝手に踏みにじって、望みもしない手術をさせて産む権利を奪うのは忍びない。ハンナに素敵な出会いがあるかどうかはわからないし、将来子供を産むことになるかどうかもわからないけど、その可能性だけは残してあげよう。
 何ごとも自然体がいい。


見事な光沢の新鮮な苺

2016-01-18 | 健康


 昨日、山から家に戻ると、友人から宅急便が届いていた。
 開けてみると大きくて立派な苺がたくさん入っていた。これまで見たこともないような見事な光沢の新鮮な苺だった。ありがたいことだ。
 あいにくばあちゃんは部屋に引っ込んでいたので、ヘルパーさんへの連絡帳に食事の時に苺を出して頂くように一筆記しておこう。ばあちゃんは果物が大好物なので、喜ぶ姿が目に浮かぶようだ。

 
 


正木山

2016-01-17 | 山歩き


 山の会の今年最初の例会山行の日。総社市の正木山に登った。サントピアでバスから下車して正木山の山頂を目指して歩き始めた。よく整備された冬枯れの登山道を気持ちよく歩く。標高381mの低山だけど、頂上に着く頃には少し汗ばんだ。



 サントピアに戻り、お風呂に入った後、総会を開いた。例会山行報告、会計報告に続いて今年の山行計画などを決めて総会が無事終了。続いて懇親会となった。会員一人一人の近況報告を聞きながら美味しいお酒に酔いしれた。


シリコンスチーマーで温野菜

2016-01-16 | 健康


 男一人の毎日の食生活では野菜が不足気味になるという話をしたらシリコンスチーマーで温野菜にして食べたらとシリコンスチーマー購入をある人から勧められた。早速、AmazonでポチッしてCharles Viancin Parisという製品を取り寄せることにした。
 今朝、シリコンスチーマーがAmazonから届き、冷蔵庫の中に残っていたキャベツと人参を適当に切って温野菜を作ってみた。瞬く間に出来上がり、シークアーサー果汁を振りかけて食べたら美味しかった。温かい野菜はこの寒い時期にはありがたい。美味しさは格別だった。いろんな野菜を温野菜にして食べてみたくなった。


サウナの井戸端会議

2016-01-15 | 健康


 母親の命日だ。故郷の父母が亡くなり、古里が遠くに感じられるようになってしまった。

 ジムのサウナで3年前に妻を亡くした友人が「落ち着きましたか?」と声をかけてきた。毎日の食事には困るね、と返事。
 妻に先立たれると一番に食事に困るという話に同感してくれた。サウナに入っていた別の人が、僕は男の料理教室に通っているよと話に入ってきた。
 サウナで男やもめの井戸端会議が盛り上がってしまった。

宮間あやさん FIFA年間最優秀選手最終候補に

2016-01-14 | ファジアーノ


 湯郷ベルの宮間あやさんがFIFA年間最優秀選手の女子最終候補3名のうちの一人に残った。残念ながら女子最優秀選手には選ばれなかったけど、世界の3名に残ったことはすばらしい。宮間あやさんのファンの一人として、また岡山県民として誇らしくもある。
 昨年1年間、県内3クラブのホームゲームの観客動員数はまずまずだったと言える。

  ファジアーノ(J2リーグ)   177,000人
  湯郷ベル(女子なでしこリーグ)  23,000人
  シーガルズ(女子プレミアリーグ) 16,000人

 いずれも大企業の後ろ盾のない市民クラブの色彩の強いクラブばかりだ。それでホームゲームの観客動員数がこれだけの人数は賞賛に値すると思う。
 昨年11月には第一回の岡山マラソンも開催され、14,000人が出場した。
 これらのスポーツクラブやイベントには燃えない岡山県民が燃える岡山県民に県民気質を変える力を秘めている。地域の連帯感や一体感も醸成してくれそうだ。
 ファジアーノをはじめとするスポーツクラブの今年の活躍を大いに期待している。