風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

獺祭を呑む会

2015-10-31 | 日本酒


 山の会の会長からお誘いのあった「獺祭を呑む会」に出かけた。萌美野に着くとすでに男女6名で食事が始まっていた。
 軽く生ビールで喉を潤した後、まず獺祭の発砲にごり酒スパークリング50をシャンパングラスに注いでオシャレに乾杯。フルーティなスパークリングにごり酒だ。
 次に登場したのが純米大吟醸 磨き二割三分。山田錦特有のふくよかな香りを楽しむ。肴は小鉢に入った素朴な家庭料理。獺祭の香りを邪魔することのない控えめな味付けでどれも美味しい。酒がすすむ。
 その次に獺祭の純米大吟醸 磨き三割九分の封を切る。フルーティさは磨き二割三分と同じで、これも実に美味しい。台湾の雪山遠征のビデオを観ながら、愉快な人たちとの会話が弾む。もう一本、獺祭の封を切る。気がつくとすっかり夜が更けてしまっていた。
 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栗城史多君のブログ

2015-10-30 | 山歩き


 栗城史多君のブログを読む。
 http://lineblog.me/kuriki/
 10/17付けの「世界へ」は10/2のエベレストのアタックから敗退してベースキャンプに戻るまでの記録だ。生と死の境界を彷徨い、撤退を決断して生還するまでの状況は凄まじい。
 「成功と失敗を超えた世界へ」
 あの強風が吹きすさぶ状況の下で、単独で8,150mまで到達したことは凄い、とあらためて思う。
 栗城君の次の挑戦を楽しみにしている。
 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

VW社、旭化成建材の信用失墜

2015-10-29 | Weblog


 フォルクスワーゲン社の排ガス試験の不正に絡む費用が4兆円に膨らむようだ。あれほどの巨大企業といえども4兆円の負担はずっしり重い。ドイツ経済、EU経済圏全体に与える影響も小さくないだろう。これから何年間もフォルクスワーゲン社はリコール補償などの費用を確保するために研究開発費を抑えざるをえない。そうなると競合他社に先進技術面で大きく遅れをとり、自動車市場でVW社の競争力が一気に後退する。長期的な業績悪化は避けられないはずだ。
 その一方、敵失によりトヨタをはじめ日本の自動車メーカーはさらに世界中で隆盛を極めることになることは間違いない。技術立国をめざすあらゆる日本のメーカーは油断したり奢ることなく、今回の事件を他山の石としなくてはならない。

 今、日本でも旭化成の子会社、旭化成建材の杭打ち工事のデータ流用不正で旭化成の企業風土に対する不信が広がっている。今の時代、組織の一部の不正が企業の屋台骨を揺るがすことになるという時代感覚が欠けている企業人がいることが不思議でならない。どれほどの優良企業、大企業であれ、一つの不正で信用や信頼は一瞬にして崩れ去る。企業人は今回の一連の不正事件から、不正に手を染めると企業全体に甚大な影響をもたらす現実を真剣に受け止めて、真っ当な仕事をしなくてはいけない。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米海軍の南沙諸島での哨戒活動

2015-10-28 | Weblog


 米海軍の駆逐艦を中国が領海と主張する南沙諸島の人工島12海里内の海域に進入させた。国際法を無視して人工島を築いて基地化しようとする中国。この強引な領有権を既成事実化する中国の動きを牽制し、国際法上、許されないことを知らしめるためだ。話し合いで分からせようとしたオバマ大統領も中国を説得できず、遂に実力行使で航行の自由という世界のルールを示した形だ。このような行動がとれるのは残念だけど米国しかいない。ベトナム、フィリピン、マレーシア、台湾、オーストラリアをはじめ軍事力の乏しいアジアの諸国は米軍の行動を支持した。
 軍事力を背景とした中国の無茶苦茶な海洋進出に対して米国とアジア諸国が協調して国際的ルールに基づいて中国の行動にクサビを打つことが重要で、その行動によってアジアの長期的な平和と安定が確保されると思う。日本にとっても航行の自由の確保は重要だ。アジアの長期的な平和と安全のために今回の力強い米軍の哨戒活動を支持したい。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡山城 市内ウオッチング

2015-10-27 | 田舎暮らし


 金曜日に何年かぶりに岡山城に上がった。「戦のいでたち~有名武将の復元甲冑一堂に」という特別展の開催中ということもあってか、大勢の人で賑わっていた。
 久しぶりに歩いてみると、今まで気付かなかった新しい発見もあった。後楽園と岡山城など岡山市内には見所のある観光地がたくさんあるのに灯台下暗しになっていることを恥じるばかりだ。暇を見て、のんびりと市内ウオッチングの散歩に興じるのも悪くはないかもしれない。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南沙諸島と集団的自衛権

2015-10-26 | Weblog


 平和国家日本に暮らしているとアジアで起きているキナ臭い動きにも鈍感になってしまいがちだ。中国がフィリピンとベトナムの間の南シナ海の暗礁を造成して軍事施設の建設が進んでいる。オバマ大統領は習近平と会談した際に工事を中止するよう強く要請したが、「主権の範囲内」と一歩も譲らず、ついにオバマ大統領は南沙諸島の人工島の領海に相当する12海里内に米軍が艦船や航空機を進入させることを承認したようだ。
 この人工島は満潮時に水没する低潮高地(暗礁)なので国際法上は領有権や領海は主張できない。国際世論や国際法も無視して軍事施設の建設を進める中国の動きをもはや米国としても黙認するわけにはいかなかったようだ。中国政府の「昔からの領土」論の一方的な主張はますます歯止めが効かなくなっている。
 集団的自衛権はホルムズ海峡を想定して議論されてきたが、南沙諸島こそ喫緊の課題だ。集団的自衛権はこれらの中国の動きと国際的な世論に呼応して、日本が平和国家を守るため主権国家としてようやく国家防衛の形をなし得たことを改めて噛みしめている。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瀬戸大橋と技術者の誇り

2015-10-25 | Weblog


 久しぶりに倉敷市児島に出向く機会があり、瀬戸大橋を鷲羽山から遠望した。美しい。いつ見てもこの橋は世界に誇れる美しい橋だと思う。
 四国と本州を結ぶ夢の橋は27年前の昭和63年(1988年)の4月に開通した。開通当時はこの児島地区も大勢の人で賑わったけど、その後、明石海峡大橋としまなみ街道が開通したこともあり、今では人もまばら。でも全長12.3kmの瀬戸大橋は今でも鉄道道路併用橋としては世界最長を誇っているし、橋の美しさでは今でも燦然と輝いていて少しも色褪せてはいない。
 当時、技術を結集して着工からわずか10年足らずで完成させたことは世界を驚かせたし、日本の技術力の高さは技術立国の未来を確信させてくれた。
 しかし、今、大手建設会社のずさんな杭打ち施工によるマンション傾斜事件で揺れている。いくら高い技術力があっても、結局は人だ。技術者が誇りや矜持を失って仕事をしたのでは技術立国はおぼつかない。瀬戸大橋を眺めながら技術者の劣化を憂いた。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラグビーW杯でのフェアプレー精神

2015-10-22 | 田舎暮らし


 日本チームが予想外の活躍をしたラグビーのワールドカップ。五郎丸歩選手の格好よさもあり、ラグビーが今脚光を浴びている。
 そのラグビーブームを後押しするかのようなニュースが流れてきた。英ラグビー専門誌「ラグビー・ペーパー」が反則数などを基に独自に集計したフェアプレー度の調査で日本チームが「最もクリーンで規律の取れたチーム」と評価されたようだ。2位のスコットランドに大差をつけてのトップだとか。
 日本には礼に始まり礼に終わる武道の伝統と文化がある。反則は恥ずべき行為という恥の文化もある。ラグビーに限らずサッカーでも勝ち負けだけでなく反則の少ない正々堂々としたクリーンなプレーを期待したいものだ。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葛西敬之氏の信念

2015-10-21 | 田舎暮らし


 日本経済新聞の「私の履歴書」が今面白い。毎朝、読むのを楽しみにしている。葛西氏は破天荒だけど、自らの信念に生きる人だ。国鉄の再建は分割民営化しかないという信念をもって体を張って押し進めた葛西氏の心意気に感動を覚える。
 組織を動かすのは人だ。気骨ある人が信念をもって行動を起こせば大きな組織をも変革する。
 こういう気骨ある人が日本に少なくなり、小さく自己保身に生きる組織人ばかりになってきたことは日本の将来に不安を覚えないでもない。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瀬戸内国際芸術祭

2015-10-20 | 田舎暮らし


 来年3〜11月に開催予定の瀬戸内国際芸術祭の詳細計画が練り上がったようだ。今回はアジア各国の芸術家の作品も披露されるのだとか。
 静かな海に小島が点在する瀬戸内海の景観の美しさは日本人よりも外国の人々を深く魅了し、高く評価されている。瀬戸内国際芸術祭は多くの海外の人々に瀬戸内海のすばらしさを知ってもらう絶好の機会だ。昭和9年に我が国で最初の国立公園の一つとして指定された瀬戸内海を訪れて、東京、大阪、京都だけではない日本の美を多くの訪日客に知ってもらえることができたらいい。インバウンドの消費も期待できるし、瀬戸内国際芸術祭の開催を心待ちしている。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二百名山一筆書きと金門島にかける橋

2015-10-19 | 山歩き


 例会山行のバスの中で山の会の会長が準備されたビデオを2本観た。一本はNHKのグレートトラバース2の二百名山一筆書きの第2集「夏・東北〜新潟 18座に挑む」。すっかりバスの中で楽しむビデオの定番となった。随所で無意味な演出が目障りに感じるけど、娯楽番組だから仕方ない。田中陽希さんの元気な姿を観るとこちらまで元気がもらえる気がする。
 あと一本は1962年に製作された石原裕次郎主演の映画『金門島にかける橋』だ。僕が尊敬する根本博中将が勇敢な行動を展開して台湾を救った島、金門島が映画の舞台だったので、映画の面白さが増した。石原裕次郎の魅力は永遠だなあとの思いを新たにした。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

可部冠山に登る

2015-10-18 | 山歩き


 日曜日に広島県の可部冠山に登った。標高は735.7mと決して高くはないけど、登りでのする良い山だった。
 一点の雲もない快晴無風のお天気に恵まれて、紅葉の始まった広島の低山歩きを心ゆくまで楽しんだ。



 帰りに可部の日帰り温泉施設「可べの湯」で汗を流して帰った。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喜久水十二番とパンプキンパイ

2015-10-17 | 日本酒


 知り合いから頂いた瀬戸内海の魚・タナゴを料理しに息子夫婦が夕方家に来てくれた。僕はまったく魚を捌くことはできないので、ありがたい。
 焼き上がったタナゴを肴に秋田県能代市の喜久水十二番を呑む。この酒は秋田蔵付分離酵母を使った純米酒で、実にふくよかな味わいのある酒だ。昔から秋田県内の酒蔵に住みついている酵母を分離選別して純粋培養した酵母らしい。実に味わい深い、旨い純米酒だった。
 
 土曜日の午後、知人宅を久しぶりに訪ねて、四方山話をして過ごす。買い物に出かけた奥さんまで携帯電話で呼び戻して下さった。我がままな旦那だけど、久しぶりに奥さんにもお会いでき、話をすることができた。帰り際に、焼きあがったばかりの手作りパンプキンパイをお土産に持たせて下さった。
 お陰で今晩は我が家でもばあちゃんとハローウィンだ。ありがたい。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンナとの散歩

2015-10-16 | トイプードル


 生後4ヶ月半のハンナの体重は1.9kgになり、一回り大きくなった。甘えん坊で、僕の膝の上でまったりするのが大好き。
 朝晩の散歩は僕の生活リズムに欠かせなくなった。特に朝、清涼な空気を胸いっぱい吸いながらご近所をしばらく散歩するのは気持ちがいい。一日の始まりを散歩で気分を新たにして、仕事モードにゆっくりギアチェンジしていくのは生活習慣としてとてもいいと感じている。ハンナのお陰だ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LINEデビューで大騒動

2015-10-14 | 田舎暮らし


 いわゆるSNS(Social Networking Service)といわれるFacebookやMixiやTwitterなどと一切無縁の世界で生きてきた。でも気にはなっていた。
 この3連休に娘が帰省した際、酔った勢いもあって、LINEというものを使ってSNSの味を利いてみたいけど、限定的なグループでできたらなあという話をしたら、娘は、いいよ、設定をしてあげるよという快い返事。これまで娘から、お父さんはLINEはしないようにと禁じられていたのに、どういう風の吹き回しか・・・。
 ところが、iPhoneを手にした娘が設定を始めて間なしに、あっ、間違えたという独り言。その後も設定をしてくれて完了。ところが・・・。
 その後、複数の友達から、よろしくとか、LINEを始めたことを知った知人からのレスポンスが始まった。連休明けに出社すると、これまた社員の複数の人にLINEを始めたことが知られてしまっていた。考えてみたら、いきなり友達になりませんかメッセージを受け取った社員は気味悪かったはず。とんだトラブルを起こしてしまった。
 さっそくLINEで娘にクレームのメールを送ったけど、まだ返信はない。この沈黙は懺悔か自戒なのだろうか。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする