風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

わらび 季節の味

2015-04-30 | 山歩き


 泉山から帰るとき、奥津温泉の道の駅でわらびが売られているのを見つけて2袋買って帰った。
 家に戻り、さっそく大鍋でわらびを湯がき、アク抜きをした。わらびが一段と鮮やかな色を見せ、食欲がそそられる。
 茹で上がった。一人酒盛りを始める。わらびは季節の味だ。酒の肴にわらびがあれば、あとは何も要らない。酒も旨い。春の味覚を心ゆくまで味わった。

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泉山のショウジョバカマ

2015-04-29 | 山歩き


 一人で奥津に向かい、泉山(1209m)に登った。泉山はイズミガセンともイズミヤマとも呼ばれているけど、僕はイズミガセンという呼び名が好きだ。
 奥津温泉の道の駅に車を停めて、泉山に向かった。
 お天気も良くて気持ちのいい汗がでた。奥津ゴルフ倶楽部の入口を通り過ぎ、大神宮原を経て泉山の登山道に入る。いきなり急登。喘いで一汗かくと泉山の稜線に出た。稜線から泉山山頂まではすぐだ。
 山頂では一人の登山者がお昼ご飯を食べて憩っていた。今日出会った唯一の登山者だった。言葉少なに会話して、昼食の準備。カップ麺とコンビニおにぎりとコーヒーのランチだ。雲の様子も不気味なので、手早くお昼を済ませて登った道を一気に下る。
 泉山は萌えるような新緑の木々が美しかった。ショウジョバカマも山道に咲き誇っていた。この季節の山はひときわ明るくて緑が優しいのがいい。

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ネパール大地震の救出作業

2015-04-28 | 大自然


 暑い夏日の一日だった。岡山市の最高気温が28.7度だったらしい。
 25日にネパールで起きたM7.8の巨大地震の続報に胸が痛む。死者は既に4100人を超しているけど、まだまだ増えそうだ。東北大震災の死者19,000人を思うと今回のネパール大地震の被害は甚大だ。温和な国民性のネパール人だから冷静に被害と向き合って助け合いながら救助を待っているはずだ。日本政府も緊急援助隊の派遣をいち早く決定した。国際的な協力体制で迅速に救助作業が進むことを願っている。
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スポーツ選手の活躍と日本経済

2015-04-27 | 日本酒


 錦織圭さんがバルセロナオープンテニス大気で優勝した。この大会は昨年に続いて2連覇だった。テニスコートとの相性がいいのかもしれない。
 体操の全日本個人総合選手権で内村航平さんの8連覇もすごかった。本来の調子は出せていなかったみたいだけど、安定した力が感じられた。
 スポーツで活躍する選手のニュースは社会を明るくする。日経平均株価も20,000円台となり、一般消費も上向いている。これから株主総会シーズンに入るけど、好業績の決算報告と増配の会社が多いだろう。
 ゴールデンウィークに国内外に遠出する人も増えているようだ。個人消費も上向いて、国内の経済がうまく回り出し、日本全体、明るい春を迎えた実感がある。
 知人から頂いた但馬、此の友酒造の生にごり酒「五郎兵衛」で明るい春を祝おう。
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東京の外国人

2015-04-26 | 田舎暮らし


 久しぶりの上京だった。一番驚いたのは街に外人が増えたこと。国を挙げて押し進めた観光客誘致が功を奏したというより円安為替が外国人を日本国内に招き寄せているのだろう。台湾人や中国人も増えたし、欧米人も増えた。
 日本での買い物も楽しみなのだろう。銀座の伊東屋(今は仮店舗だけど)も鳩居堂も外人が多かった。おそらく2020年の東京オリンピックまでVisit Japanの観光ブームは続きそうだ。

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富士に桜花

2015-04-24 | 山歩き

 久しぶりの東京出張で六本木にいる。
 朝、家を出るとき肌寒かったのでコートを持ってきたけど、まったく必要なかった。スーツでも暑いくらいのポカポカ陽気。爽やかな風が心地よい。

 JALの機内から沢筋に雪の残る富士山がくっきり見えた。富士山を見て心が和み、つい富士山と桜の風景を空想してしまった。



  うすべにに
    葉はいちはやく萌えいでて
       咲かむとすなり山桜花
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鹿児島地裁の川内原発判断に喝采

2015-04-23 | 田舎暮らし


 昨日、九州電力川内原発の運転差し止め仮処分申請を鹿児島地裁が却下した。朝、僕がぼやいたことが通じたかのように願いが叶って嬉しかった。
 先の福井地裁と真逆の司法判断だった。原子力規制委員会の適法性判断に不合理な点は認められないと明確に判断を下した。
 およそ論理的とは言えないイデオロギーで断じた福井地裁の高浜原発の判断には暗澹とした気持ちになったけど、昨日の鹿児島地裁の判断は納得性が高く、国家の将来も明るくなった。高い多重防護の対策が施されて十分安全に稼働できると審査した原発から一早く再稼働することを強く期待している。これは電力会社の問題ではなく、国家をこれ以上毀損しないために国をあげてスピード感をもって取り組むべき重要かつ緊急案件なのだから。

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高浜原発運転差し止め仮処分の誤謬 櫻井よしこさんの知性

2015-04-22 | 田舎暮らし


 週刊ダイヤモンドの最新号(4/25号)の櫻井よしこさんの「オピニオン縦横無尽」を読んで、鬱々と胸につかえていたものが一気にとれてスッとした。まさに我が意を得たりだ。
 あの福井地裁の樋口裁判長の高浜原発運転差し止め仮処分の乱暴な決定には愕然とした。櫻井さんが問題提起した2点はもっともな指摘だ。
 一つは、昨年7月に設定した新規制基準は「緩やかにすぎ、これに適合しても本件原発の安全性は確保されていない」「新規制基準は合理性に欠く」と断定した点だ。新規制基準は世界一厳しいと言われている。僕の目にも厳しすぎると映っている。それなのに関電側が求めた専門家による意見書の提出も拒み、原発の専門家でもない裁判官が独断で断じた。
 二つ目に櫻井さんが提起したのは地震、活断層に大きく偏っている点だ。福島第一原発は1000年に一度のマグニチュード9の地震でも損傷を受けず、立派に耐えた。ただ津波で全電源を失い、原子炉を冷やすことができなかったために水素爆発を起こした。樋口裁判長がその判断の根拠とした強震動地震学の権威、京大名誉教授の入倉孝次郎の発言内容について、教授本人が毎日新聞に裁判長は理解していないのではないかと述べておられる。専門家の意見や科学的知見に目をつぶり、理解もできず、イデオロギー優先の裁判官の姿勢だと櫻井さんは批判されている。まったくその通りだと思う。

 今回の樋口裁判長の独断と偏見に満ちた決定によって「日本の原発、エネルギー政策が曲げられていくこの不条理を横行させてはならない」と櫻井さんは結んでおられる。
 日本の原発再稼働問題に時間的余裕はない。痩せ衰えて、足腰が立たなくなる前に冷静に科学的な根拠に基づいた正しい判断で行動して国家が立ち直らなければならないという命題にどう向き合うかなのだ。
 櫻井よしこさんのコラムを読んで、日本の知性はまだ強く生きていると意を強くした。スピード感をもって仮処分決定を覆す判断が早く下ることを願ってやまない。

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智頭町の森の幼稚園

2015-04-21 | 大自然


 今朝のラジオ深夜便「明日へのことば」も面白かった。鳥取県智頭町で森の幼稚園「まるたんぼう」を運営されている西村早栄子さんが登場された。
 園舎を持たず、四季を通して大自然の森の中に入って遊ばせる。森に子供の声が還ってきたと地元の村の人も喜ぶ。豊かな自然をフィールドにして子供を育てる森の幼稚園はすばらしい。
 智頭町や鳥取県も森の幼稚園を応援して、保育士の給与など助成している。今では森の幼稚園に入れるために智頭町に移住してくる家族が100名ほどになったという。
 西村さんが過度に清潔を求める今の日本の暮らしに疑問を投げかける。今の日本の清潔で安全で快適な暮らしばかりしていると「もやしっ子」のような対応力の低い子が育ち、これから温暖化する日本でデング熱のような熱帯病が上陸するようになった時に抵抗できなくなるとおっしゃっておられた。幼児期に森の中で少しの危険と適度な不衛生を経験して心身ともにたくましく育つと確かに免疫力が高まりそうだ。森の中で、子供の自主性や気付きを気長に待つことで子供自身、自力で心豊かに育ちそうだ。
 国土の68%が森林の自然豊かな日本。森の幼稚園の活動も藻谷浩介氏の「里山資本主義」に通じると思った。

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生涯自分の歯でものを噛む8020運動

2015-04-20 | 健康


 ラジオ深夜便「明日へのことば」でビデオプロモーション社の名誉会長、藤田潔氏の話を聴く。かつて人気を博した深夜番組「11PM」を企画された方だ。
 8020運動の推進で日本を元気にすると藤田氏は意気軒昂。御歳86歳とは思えないくらいエネルギッシュな人だ。
 8020(ハチ・マル・二イ・マル)運動とは、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」 という厚生労働省や日本歯科医師会により推進されている運動で、生涯にわたり自分の歯でものを噛むことの重要性を説いている。認知症は歯の少ない人に多く発症というデータに基づいた運動のようだ。
 僕は4ヶ月に一回、近所の歯科医から届く定期検診の案内を受け取ると必ずすぐに検査をしてもらっている。昔から信頼を寄せている歯科医なので、安心して歯のことはすべてお任せしている。できることなら生涯、自分の歯でものを噛んで、味わって食べたいと思う。

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熊山を歩く

2015-04-19 | 山歩き


 熊山を歩いた。電車で熊山駅に行き、熊山頂上でお昼を食べてから伊部に下った。あいにくお天気は雨が降ったり止んだりでぐずついていたけど、新緑の山は綺麗だった。久しぶりの山歩きは最高の気分。気持ちよく伊部駅に到着し、電車で岡山まで戻った。



 熊山神社では御神輿が出るお祭りに出くわした。お接待で大手饅頭と缶ジュースを婦人会の方から頂く。行きがかりのアカの他人にもお接待をするという日本の文化はいいものだ。仏教でいうところの喜捨と考えていいのだろう。お昼ご飯の後のスウィーツに大手饅頭を美味しく頂いた。

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野球部の応援

2015-04-18 | 健康


 土曜日の朝、野球部の県大会の応援に備前市日生運動公園に行く。ここしばらく天候不順が続いたけど、今日は快晴。
 8時試合開始。3点先取した後、追い付かれ、1点逆転されると同点に追い付き、拮抗した展開で引き締まった試合が続く。最後の最後にサヨナラ負けで終わったけど、観ていて面白い試合だった。
 野球場からの帰り道、多くのオートバイとすれ違った。数日前に開通した備前日生大橋をめざしているのだろう。備前日生大橋が間近に見えたけど、とてもオシャレな美しい橋だった。今日のようなお天気の日に真新しい橋をバイクで走り抜けたら、さぞかし気持ちがいいだろう。

 「寒いね」と話しかければ
   「寒いね」と答える人のいるあたたかさ
                  俵 万智

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山中慎介さんのボクシングの品格

2015-04-17 | 健康


 ニュース以外、ほとんどテレビを見ない生活をしているけど、昨晩は山中慎介さんのボクシングの試合を見た。
 WBCバンタム級タイトルマッチの相手はアルゼンチンのボクサーだった。試合は序盤から山中さんが優位に立ち、7回に強烈な左のパンチで相手をマットに沈めた。
 日本のボクシング界にあって山中さんは稀にみる好青年で、スマートなボクシングに品格が感じられた。試合後の勝利インタビューでも好感のもてる言葉を重ねられて、聴いていて爽快だった。見方によってはボクシングは剥き出しの殴り合いにすぎないけど、彼のような好青年の試合だと相手選手の血みどろの痛々しい顔面のエグさも浄化されて純粋にスポーツとして気持ちよく観れる。
 ボクシングというとお行儀が悪くて、単なる凄腕のチンピラもどきのボクサーが幅を利かすボクシング界にあって山中さんは稀に見る逸材といえそうだ。次の試合もぜひ観たいと思った。


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原発の早期再稼働を願う

2015-04-16 | 田舎暮らし


 福井地裁の高浜原発再稼働運転禁止の仮処分決定には驚いた。世界的に見て厳しすぎるといわれる規制基準を「緩やかに過ぎ、合理性に欠く」と断じた樋口英明裁判長は国家の行く末と原発の安全性に対して近視眼的に捉えすぎているように思える。
 このような司法判断で再稼働を止められてしまうと日本の国家はますます弱体化して、この国での事業展開を諦めざるを得なくなる企業も増えるだろう。ベースロード電源の増強確保は緊急の国家的な課題であって、それに向けて国家をあげて取り組まないといけないという認識が薄い司法判断に絶望感をもった。
 関電は今回の仮処分決定に対して異議申し立てを行うだろうけど、早く審理を進めて早期に高浜原発が再稼働できることを願ってやまない。

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国旗掲揚・国歌斉唱と国立大学の自治

2015-04-15 | Weblog


 文科省が国立大学に対して入学式・卒業式での国旗掲揚や国歌斉唱が正しく実施されるよう要請するという新聞記事を読んだ。小中高は学習指導要領で国旗掲揚、国歌斉唱が決められているのに対して大学にはルールがないようだ。国立大86校の対応を調べた結果、国旗掲揚は70数校、国歌斉唱はわずか10数校だったらしい。
 それに対して元名古屋大学総長で憲法学者の森英樹名誉教授のコメントとしてこの文科省の要請は大学の自治を脅かすものだという意見が朝日新聞に載っていた。
 これらの記事を読んで愕然とした。自分の国を愛し、国旗を掲揚し、国歌を斉唱するのは当たり前のこと。世界中、どこの国でも常識のことだ。まして誇り高い国際人を育てる国立大学に何のためらいや問題があるというのだろう。元名古屋大学総長がこういう考えをもって教育を指導していたのかと思うと唖然とする。入学式・卒業式の行事で国歌斉唱を行わない多くの国立大学の姿勢は国際的な常識から外れている。学問の自治を語る以前に、有為な若者を育てる資格もないと言えるだろう。国歌や国旗にネガティブな感慨を持つ自虐史観に捉われているのだろうか。独立した国家としての国歌や国旗に対する正しい認識に早く立ち戻らないと国際的にも冷笑される国家になってしまう。

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