風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

片鉄ロマン街道を走る

2017-09-30 | バイク


 お天気もいいので、片鉄ロマン街道をバイクで走ろうと思って、土曜日の朝、バイクを車に積んで備前市に向かった。50分ほどで備前市サイクリングターミナルに到着。バイクをセッティングしてハンナをザックに入れて走り出す。



 バイク日和だ。自転車道を気持ちよく漕ぐ。次々と通り過ぎる片上鉄道の旧駅舎が楽しい。柵原鉱山から取り出した硫化鉄鉱などを片上湾の港まで運んだ鉄道なので、長い歴史が感じられる道路だ。



 人も少なくて、最高の気分。サイクリングロードを独り占めして走り続ける。

 柵原ふれあい鉱山公園に到着し、駅舎跡のカフェでアイスコーヒーを飲み、柵原鉱山資料館を見学したあと、お目当の卵かけご飯のお店「らん」に向かった。



 卵かけご飯のお店「らん」には既にバイクできた3人組が卵かけご飯を食べていた。ハンナをザックに入れたまま入店し、外で食べましょうかと尋ねると、可愛いね、子供より可愛いんだろうねと笑顔で答えてテーブル席を案内してくれた。
 ご好意に甘えてハンナをザックに入れて背負ったまま席に着いた。



 卵かけご飯を6種類のダシで味わった。どのダシも美味しかった。



 「らん」さん、最高。ごちそうさま〜



 来た道を引き返す。途中、あえさんをパクって、足元をパシャ、一枚写してみた。絵にはならないなあ。残念!



 一級河川の吉井川沿いの道を遡って柵原まで来たので、帰りは緩やかな勾配の下り坂。漕ぐのが楽なので、気分がいい。俺って、まだまだ漕げるじゃん、って錯覚するほど気持ちよく漕げた。稲刈り前の田園の美しさに目を奪われる。
 バイクを漕いでいる人も結構多くて、挨拶をするたびにテンションが高まる。



 片道34km、総走行距離68kmのバイク走行があっという間に終わった。
 出発地点の備前市サイクリングターミナルまで戻り、帰宅途中、スポーツジムに立ち寄りシャワーを浴びて着替えてから帰宅した。スポーツジムにバイクウエアで入ったのをジムの支配人に見つかってしまい、今日はバイクですか?どちらまで?と根掘り葉掘り聞かれた。支配人はかつて一緒にバイクを漕いだ仲間だ。色々聞きたくなる気持ちはよくわかる。



 さすがに毎日ぐうたら過ごしているハンナには堪えたみたいで、帰路の車の中でも、帰宅したあとも、ぐったりしていた。ハンナは終始ザックの中で景色を眺めていただけなので、バイクを漕いだ僕に比べれば疲労はないはずだけど・・・

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鍋料理の美味しい季節

2017-09-29 | 健康


 昨晩から急に寒くなったので、温かいものが欲しくなり、朝食は温ったかいうどんにした。いつものように焼きおにぎりを二つチンして一緒に食べた。



 夕食も温かい鍋が恋しくなり、朝、冷凍室から取り出して解凍しておいた猪肉でボタン鍋を作った。猪肉はハナちゃんも大好きなので、鍋から掬い上げた猪肉をハナちゃんにもたっぷりあげた。



 鍋料理の美味しい季節だ。鍋の具材を考えると、すごくバリエーションが広がり、鍋料理を作るのも楽しみな季節になった。


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ハンナと花

2017-09-28 | トイプードル


 そろそろ寝ようかと思っていたら東京の姉から電話が入った。夫婦でタイ、ベトナムへの2週間の旅から元気で帰国した様子。メコン川を舟で走っていたらスコールに遭って・・・、ずぶ濡れになって、風邪をひいてしまい・・・、などなど、旅の余韻に浸って熱っぽく語る姉の旅の話を聞いていたら電話が長くなって、寝そびれてしまった。僕って聞き上手なのかなあ。
 ハナちゃんは横で寝そべって、長電話が終わるのを今か今かと呆れ顔で待ってくれていた。

 眼が冴えてしまったので、ハナについて一題。ハナと散歩をしていると、お名前は?と尋ねられることがある。正式にはハンナだけど、ハナですと答えることにしている。戸籍(血統書)もハンナで登録している。以前は、ハンナですと答えたのに、ハナちゃん?という返事がかえってくると、いいえ、ハンナです、ンが入るんですと申し訳なさそうに訂正していたけど、今ではどちらでもノーブロブレム。どちらの名前でもOKだ。ハンナよりもハナの方が一般的なので、むしろ僕の方からハナでもいいことにして、ハナと答えるようにしている。
 ちょうど2年あまり前、生れて間もないハンナを家に迎え入れる時、名前を「花」にしようと思っていた。というのも僕は吉本新喜劇の山田花子さんの大ファンなので、一字いただいて、名前は花にしたいと息子夫婦に言ったら、やんわりと反対された。
 それならば百歩譲って、花のハとナの間にンを入れてハンナだったらどうと修正案を提案したら、消極的に渋々賛成してくれた。今となっては純和風の花よりもハンナの方がおしゃれかもしれないと、ハンナという名前が今では気に入っている。
 
 
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焼きたてマロンパンの香り

2017-09-27 | トイプードル


 あえさんのブログで美味しそうな手作りマロンパンの写真を見たら、画面から芳しい焼きたてのパンの香りまで伝わってきた。無性にパンが食べたくなり、今日の夕食はパンに決定。パンを夕食にするなんて滅多にないことだ。変わったことをしたせいで急に大雨まで降り出した。
 冷凍室のパンを取り出してトースターに入れ、味噌漬け梅肉ポークと土佐の甘長とうがらしをフライパンで焼き、野菜サラダとスープをこしらえて、夕食完成。



 夕食がすんだはずのハナちゃんまで、パンの香りに堪えきれなって頂戴とせがむので、少しあげたら、もっともっとと食べ過ぎを心配するくらい食べた。たまにはパンもいいよなあ。ハナちゃんまで満足げだ。



 パン食も夕食のバリエーションの一つにランクイン。

 それからあえさんのブログを見ていたら、手作りパンにも挑戦したくなった。かなりハードルは高そうだけど、薪ストーブに火を入れる頃にダッチオーブンを使ってパン作りを試みてみよう。

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食の楽しみ

2017-09-26 | 健康


 今朝は冷凍の鮭の切り身を焼いてみた。焼き魚の匂いを嗅ぐと、やっぱり朝は和食に限るなあと思ってしまう。何と言っても和食はヘルシーだもんなあ。



 仕事帰りにスポーツジムに寄り、7時過ぎに家に着いてから夕食の準備を始めた。献立は白紙状態。冷凍室の中を探るとスパゲッティ、洋食屋ヨシカミのナポリタンがあるのを見つけた。今晩はこれで決まり。



 毎日、和食中心の食事だけど、たまには変化をつけて、滅多に家で食べることのない洋食もいい。スパゲッティ・ナポリタンは美味しかった。
 3年前にカミさんに先立たれて、生活上、一番に困ったことは食事だったけど、ようやくそれにも慣れてきた。それなりに一人で食事を作って食べることができるようになってきた。これから先、僕は何年生きるのかわからないけど、一日とて食と無縁では生きられないのだから、少しでもバランスのいい美味しい食事を準備して、孤食をささやかに楽しみたいと願っている。

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黒部の山賊

2017-09-25 | 山歩き


 今朝のメニューは肉うどん。冷凍うどんとビニールパックされただし汁に肉と玉子を放り込むだけのお手軽うどんだけど、朝食にうってつけ。これが結構うまい。だから週に一、二回は作る。
 さすがにうどんだけではお腹が空くので、冷凍おにぎりを2個、チーンする。これで完璧だ。



 伊藤正一さんの『黒部の山賊』を読み終えた。伊藤さんは黒部の山域に長年入り込んで、その魅力を広く伝え続けた人で、三俣山荘をはじめ、雲ノ平山荘、水晶小屋、湯俣山荘のオーナーでもある。残念なことに昨年6月に93年間の生涯を終えられた。
 今年の夏、ハンナを連れて双六山荘のテント場から三俣山荘まで足を伸ばした。まだ記憶に新しいので黒部の景色や空気を思い出しながら『黒部の山賊』を読むことができた。もう一度、黒部源流をのんびりと逍遥したいなあ。



 暑くもなく寒くもなく、過ごしやすい日々が続いている。何をするにもいい季節だ。
 旅もよし、スポーツもよし、読書もよし。そうだ、読みかけの本も少し整理しないとなあ・・・
 僕の悪い癖で、何冊もの本を併読するので、途中止めになって積ん読状態の本が少なくない。これらの本を今の読書の季節に片っ端から読了していったら気分がいいだろうなあ。



 曼珠沙華一むら燃えて秋陽つよし
     そこ過ぎてゐるしづかなる径

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秋刀魚の美味しい季節

2017-09-24 | 健康


 朝食も食べずに、朝起きてすぐに生垣の剪定を始めた。ハナちゃんをショルダーバッグに入れて、剪定バサミを手に一仕事。
 2時間ほどかけて生垣のマキを刈り上げた。伸び放題だったマキをさっぱりと短く剪定すると気分爽快。ハナをシャンプーして、僕もシャワーを浴びてからハナちゃんと一緒に朝食をとった。



 ホームセンターで買い物を済ませ、午後、息子の工房に向けてハンナをショルダーバックに納めてバイクで向かった。季節はすっかり秋だ。彼岸花が咲き、すっかり秋の景色に変わっていた。
 スポーツジムで一汗かいた後、帰りにスーパーマッケットに寄ると美味しそうな秋刀魚が目に留まった。夕食は秋刀魚をメインディッシュに決定。焼いた秋刀魚をただチンするだけど、サラダを作り、豚肉と野菜を焼いてそれなりの夕食ができた。季節感のある献立は美味しかった。

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倉敷の美観地区を歩く

2017-09-23 | ファジアーノ


 土曜日の朝、ハナちゃんをショルダーバックに納めてバイクで倉敷に向かった。アイビースクエアの近くにバイクを停めて美観地区へ。



 美観地区を歩くのは久しぶりだ。朝9時前だというのにすでに多くの観光客で賑わっていた。修学旅行で訪れたらしい生徒たちにも出会った。



 倉敷からいったん家に戻り、着替えてファジアーノの応援に出かけた。カマタマーレ讃岐との一戦だ。



 試合は0-1で惜しくも破れたけど、今年は辛抱の年、充電期間だ。来年に向けて実戦で若い選手が多くの経験を積んでくれたらいいと思いながら応援を続けている。

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コメントに感激

2017-09-21 | トイプードル


 僕のこのブログに、ある方からコメントを頂いた。「ハンナちゃんがブログに登場するのをいつも楽しみに拝見しています。いつも可愛いなと、心和ませてもらっています。」と、ありがたいコメント。
 最近まで不可にしていたコメント欄を可に変更して初めてのことだ。こんなブログでも見てくださっていた方がおられたことに驚いた。そして小躍りしたくなるほど嬉しかった。
 もともとこのブログは日記がわりに日々の出来事など思いつくままに書き連ねてきた。人に読まれることは想定外で、意識すらしなかった。ただ僕にとって過去のデータとしては貴重で、クラウド上に保管している自分史のようなもの。過去の出来事が気になって日記帳をめくるような感じで記録を読み返すこともたまにある。



 ハンナのハーネスにもコメントを頂いたので、ちょっと一言。
 2年数ヶ月前、ハンナを我が家に迎え入れることが決まった時、東京・吉祥寺にあるドッググッズショップ「SYUNA & BANI」を訪れて、ハーネスやリードを購入した。毎日使うものだから、今ではすっかり経年劣化して色も褪せてきたので、先月、SYUNA & BANIのサイトから同じものを新調した。
 古いハーネスは毎日の散歩で使い続けていて、いわばカジュアル用。新品はヨソ行き、おしゃれして出かける時のフォーマル用。
 田舎者の僕には吉祥寺と聞いただけで、ポーッとのぼせてしまうほどなので、正確なところ製品の良し悪しは冷静に判断できないけど、ハーネスやリードやウエアなど僕はここのオリジナル製品はどれも気に入っている。

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before and after

2017-09-20 | トイプードル


 2ヶ月ぶりにハンナをトリミングに連れていった。天気が良かったので、Noraまでバイクでプチツーリング。ハンナはバッグから顔を覗かせて、髪を風にそよがせて気持ち良さそう。



 予約を入れていた午後3時にNoraのトリマーさんにハンナを預けて、僕はスポーツジムへ。別れ際には、いつものようにハンナは小声で寂しそうな鼻声を出したけど、ガマン、ガマン。



 2時間半後の17:30に迎えに行くと、もじゃもじゃだったのが嘘のように見違えるように端正な姿になっていた。Before and afterで大きな違いだ。今回は少しだけ短めにカットしてもらった。そのせいか細身に見える。
 体重は確実に増えていて、先日、動物病院で測ってもらった時は3.35kgだったので、細身に見えるのは単にカットによる錯覚だけど。
 これでしばらくブラッシングが楽にできそうなのが嬉しい。台風一過、一点の雲もない透き通った青空同様、ハンナも僕も気持ちは爽やかになった。

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笹本稜平さんの「還るべき場所」

2017-09-19 | 山歩き


 スポーツジムに行くたびにバイクをこぎながら読み進めていた小説「還るべき場所」をようやく読み終えた。ジムでのトレーニングをサボるばかりしていたので、読み終えるまで時間がかかりすぎたけど、面白かった。笹本稜平さんの本は好きだ。この小説は長編なので、どうかなあという杞憂もあった。しかしテンポのいい話の展開で読みごたえのある内容だった。
 特に作家自身、本格的な高所登山、アルパインクライミングをした経験がないと到底書けないと思われる内容が多かったので、さすがは笹本稜平さんだなあと感心させられた。数少ない実力の備わった山岳小説家であることは間違いない。
 ストーリーも凝っていて、少しも読み飽きることはなかった。次はどのような彼の作品を読もうか。

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特別純米「大雪渓」

2017-09-17 | 日本酒


 台風18号の接近で強風と大雨で荒れる日曜日の夜だ。工場の様子が気になるけど、下手に動くことが著しい危険行為なので大人しく家にいることにした。
 食事の準備をして、ビールから始める。今日も男やもめの孤独な食事、孤食だ。とりあえずビールは、ビールに申し訳なく思うけど、やっぱりとりあえずビール。キリンラガーのロング缶を飲んだ後、長野県北安曇郡池田町の特別純米「大雪渓」を呑む。
 山の酒というキャッチコピーに山屋の心を掴まれてしまった。素朴な味わいの酒だ。これといって特徴を主張することもなく、それでいてしっかりと控えめに旨みを感じさせる酒だった。山の酒はこうでなくっちゃー。



 明日は台風一過、いい天気のはず。ハンナのトリミングの予約も明日の午後、入れている。三連休の1日くらいはスカーッとした青空の下で爽やかな秋を楽しみたいなあ。

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映画「ポプラの秋」「ちゃんと伝える」

2017-09-16 | Weblog


 無性に映画が観たくなり、Amazon Prime Videoで二本の映画「ポプラの秋」と「ちゃんと伝える」を立て続けに観た。「ポプラの秋」(2015.9)は飛騨高山を舞台に本田望結さん主演の映画だ。自死した父のいる天国に手紙を書く少女。それを自分が天国に召された時に届けてくれるというおばあさん。本田望結さんの映画を観るのは初めてだったけど、少女らしい自然体の演技がよかった。アパート『ポプラ荘』の大家さん役、中村玉緒さんの味のある演技はさすが。心温まるストーリーだった。



 映画「ちゃんと伝える」(2009.7)はEXILEのAKIRAさんが主演。園子温監督自らの父親との死別体験がベースになったのだとか。人は余命宣告を受けたとき、残された時間をどう生きるか。父と子の心の絆や生と死について考えさせられた。AKIRAさんは俳優としても素晴らしいなあ。
 夕方、息子ファミリーと一週間ぶりに一緒に食事。盃を交わしながら二本の映画について熱く語った。

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劇団四季「オベラ座の怪人」を観る

2017-09-15 | 健康


 木曜日、仕事を早めに切り上げて岡山駅に向かい、駐車場に車を置いて新幹線で広島に。劇団四季の「オベラ座の怪人」を観るためだ。14日が初演で、1ヶ月半以上、上演される予定の人気のミュージカルだ。
 会場の上野学園ホールには開演時間の18:30に間に合った。上演初日とあってすでに会場周辺やロビーは大勢の観客で溢れていた。
 ラウル・シャニュイ子爵役の神永東吾さんやオペラ座の怪人役の佐野正幸さんの声量溢れる歌は感動的だったけど、歌姫クリスティーヌ・ダーエ役の山本紗衣さんの演技は期待を遥かに超えていて、素晴らしい歌と踊りだった。オペラ座の怪人でなくても歌姫に夢中になりそうなくらいだった。
 2時間40分の上演時間があっという間に過ぎ、急いで新幹線に乗って岡山に戻る。自宅に着いたのは23時を過ぎていたけど、ミュージカルの感動の余韻のお陰でまったく疲れを感じなかった。

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遠い日のゆくえ

2017-09-12 | 健康


 Amazon Prime Videoで「遠い日のゆくえ」という題の映画を見つけた。ニュース以外、ほぼテレビを見ない生活をしているけど、映画だけは例外で、好きだ。この映画は第3回WOWOWシナリオ大賞をとった作品らしい。
 監督は「釣りバカ日誌」シリーズの朝原雄三さんだ。
 孤独死した女性の遺品から古い日記を見つけたことから、主人公の青年が日記に記された土地を訪ねて、遺品の日記を縁故者に返そうとする。しかしその女性には少女時代の辛い過去があった。その後、一人でひたむきに人生を歩んできたことが明らかになってくる。そして死産したはずの娘と死の直前、5年前に出会う。娘が暮らす土地に引っ越し、身元を明かすことなく、距離を置いて触れ合う日々を手にするが、永くは続かなかった。



 主人公役の永山絢斗さんや富田靖子さん、風吹ジュンさんなどそれぞれの役柄を演じきっていた。映画を見ながら、主人公同様、色々と考えさせられた。今を生きること、人間は誰でも良くも悪くも何らかの負の過去を背負いながら今を生きている。その過去が今を生き切るための糧になっていると思いたいし、そう願うしかないのかなあ。

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