加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

十五夜・・

2007-09-25 23:55:41 | Weblog

 きょうは十五夜、澄んだ空気の夜空に、お月様がキレイでした。

 ジャン・ユンカーマン監督作品 映画「日本国憲法」 を見て、その中に登場した、ジョン・ダワーさんに興味をもち、その著書、「敗北を抱きしめて」を読んでいます。
  上・下2冊本で、まだ上の半分ぐらいなのですが、わたしは、日本という国は、国民はと言ったほうがいいかもしれませんが、いまだ戦後を生きているのだ・・と直感しました。奇しくも安倍前総理は、戦後体制からの脱却と言いました。安倍さんのそれは戦前に返ることでしたが、本を読んでいると、本当の意味での、戦後の民主主義に基づく政治の獲得を、怠ってきた国民性が、まざまざと浮かびあがってきました。

  食べる事に精一杯で、働いてなんとかくらしも安定し、これから・・・というところで、格差社会に突入したことは、政治の貧困が、アメリカ占領のままに、60年も時間が過ぎてきたことを教えてくれます。

  政治は、政治家と一部の人の為でなく、国民の福祉のためにあってほしい・・。
    それは、十五夜の月のウサギのように、夢かまぼろしか・・・。かな?


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