「結界師」の人の最新刊。
1冊丸ごと伏線まみれ。
緑の魔法使い世無(ゼム)が保護した謎の少年。
記憶をなくした少年は、自分が「王子」であること、
何か色々なくしていることを断片的に思い出す。
何か色々なくしていることを断片的に思い出す。
シリアスなストーリーなのに、
少年が、一筋縄ではいかず、とてもマイペースで、
早々に世無、切れかけてギャグ調になってるし、
大人しくしておらずに逃げ出して城を破壊?するし、
そうかと思えば記憶を一部取り戻して泣き出したり、
王子すぎて?熱いものも辛いものも食べたことないし、
掃除すらしたことないから毎日新鮮!て感じで
表情がコロコロ変わるのが見てて微笑ましい。
読者は彼とともにこの世界を知ることになる。
すっかり作者のペースに呑まれてる感じで面白い。
この先どうなるのやら。
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