河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

ZOO KEEPER 3

2007-06-27 07:19:18 | 読書(マンガ)
つづきます、動物園漫画。
動物に関わる人が考えそうなことを登場人物(主人公以外なのは・・・)に
言わせていて面白い。とくに、園長。あのキャラは強烈です。
今回の話は、オオタカの続きとチーター、ゾウの前半。
主人公の能力は、おまけみたいだけど、便利に使われたかと思えば
嘘発見器くらいにしか役に立ってないことも。
何処まで続くのかなー・・・あまり長く続く作品は好きでないもので。
そういう意味では終着点の読めない作品だな。
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おまけのこ

2007-06-25 20:35:40 | 読書(小説)
畠中恵、新潮社。
妖怪若だんなシリーズ4巻目。あ、しゃばけシリーズというのか?
きゃわきゃわ。。ぎゅわー。
鳴家(やなり)どもがかわいい。表題作は、鳴家が主人公。
ちょっとミステリ風味かも。
連作ってのが無理がなくていい。
ここまでくると、もう、漫画。どう見ても漫画。
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もやしもん5

2007-06-24 13:16:45 | 読書(マンガ)
微生物が見える青年が農大に入って巻き込まれる騒動の数々。
といったところか。
どこに着地するんだろ、この漫画。
チーズのショーケースにびっちりの菌どもとか、
飛行機内の空気に漂う菌どもがすてき。
日常に、菌はつきものなのですよ。
うまく、つきあいさえすれば。
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邪魅(じゃみ)の雫

2007-06-24 12:41:04 | 読書(小説)
京極夏彦、講談社。
連鎖殺人事件。
警察の上部が密かに連続と見る殺人事件。
3人の死体が4人、5人、と増える。
一方で、榎木津探偵の自称弟子益田が抱えた調査。
一人称で様々な人間がみた世界が語られ、読者は混乱する。
その謎解きをするのが、我らが?黒衣の男、中善寺、と。
いつになく、榎木津がシリアスで、益田も本性が語られる。
世界は、それぞれの目から眺めるものであり、見るものの数だけ世界が存在する。
唯脳論にちかいね。
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この庭に-黒いミンクの話

2007-06-02 22:40:54 | 読書(小説)
梨木香歩、理論社。
図書館で、児童文学の置き場にあったんだけど、
これ児童文学か?
たしかに「りかさん」は児童文学だったが。。。
「からくりからくさ」は、ふつうに文芸書だった。
でもなー、児童文学である「りかさん」の文庫に入ってた
「ミケルの庭」の続きなんだよなあ。
ストーリー自体は、ファンタジックで、自分の中から出てきた
オイルサーディンが、ある日侵入してきた黒ミンクに頭だけ食べられちゃう。
女の子が、逃げた黒ミンクを探しに来るのだけど・・・
語り手の「私」が酒浸りだったりするので、児童文学でいいのかな、と。
いつ読んでも、この人の引き出しは、いろいろある、といっていいのか、
私には、予想がつかない。たまーに、シンクロする時もある。
この人の話は、ストーリーを追うものじゃないから。
ふわふわ、感覚の中を漂う感じ。同調できれば、心地よい。
で、この本は?
そこでおわるんかーってなあたりがいい感じ。
多分そうなんだろう、と、読み手が想像する物語。
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