う１～２

う。
鰻マンガである。
うなぎ好きだから読んでみたけど、
うんちく話はまあ面白いし、
鰻も美味そう。鰻食べたい。
なんだけど、なんか古くさいなあ。
たぶん女の子の書き方が、すごい古典的だからと思う。
まあ、おっちゃんマンガだからね。

ぼおるぺん古事記１天の巻

マンガ、かなあ。平凡社刊。
こうの史代の最新刊。
ウェブ上の連載をずっと読んでたけど、
書籍で見たほうが、ボールペンのタッチがよく見える。
間違いなく、ボールペン。
古事記を、一字一句そのままに、マンガをつけた感じ。
マンガはどこまでもマンガで、今風のものも混じってるけど
古代日本をファンタジックに描いている。
国生みのシーンとか、ヤマタノオロチの討伐シーンとか、
ボールペン一本で、空間がひねり出されてる感が面白い。
平凡倶楽部のときにも思ったけど、ちまちま網掛けとかがすごい…。

週刊マンガ世界の偉人16 ガリレオ

ふくやまけいこだから買いました。
ガリレオの、キラキラ青い目がすんごい楽しそうで良い。
かわいい女の子が出てくるのは仕様です。

虚言少年

京極夏彦、集英社。
この作者だから読んだけど、すさまじくくだらない（笑）
語り口がまたくどいので読みにくさ倍増。読んだけど。
小学６年生男子のくだらない日常。
もう、笑いのツボが小学生過ぎて。
内本健吾。小太り。冴えない教室の空気のような存在。
盟友というか秘密結社の仲間というか腐れ縁の
矢島誉と京野達彦（これ京極夏彦っぽい）と繰り広げる
運動会だの学芸会だのいろいろ。
まあ、恋なんかしない、というのでそういうところは排除。
６年生ならそっちではふはふしてそうだがな。
結構面白がって読んだけど、再読不要・・・

純潔のマリア２

もやしもん人気と、絵の緻密さでうやむやになってるが、
この人、あんまり描写が上手くないような気がする。
この巻の最初の話とかも、巻末の解説がなけりゃ何もわからんやん。
いろいろな巨大怪物を出してるけど、説明ないし。
分かる人にはわかるけど、
ちょっとひとりよがりでないかと。
だからってあんまり解説だらけじゃうざいけど、
もっと上手に悟らせる方法なかったんかいね。
って思った。
巻末も、なにが起こったんかわからん。
待て次巻？