河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

ドードー鳥と孤独鳥

2024-05-25 23:18:39 | 読書(小説)
川端裕人、国書刊行会。
「ドードーをめぐる堂々めぐり」を読もうと思ってたけど、
先に、後から出た小説の方を読んでしまった。
この人の小説は、ぶっちゃけ文系の素人が聞いて調べて、
とてもそれらしいものに仕上がっててすごいんだけど、
それでもやっぱり多少のありえんような間違いがちらほらある。
主人公望月環の友人、ケイナは、「獣医」って辺りが気になって。
獣医師免許持ってんのかどうか、アメリカで取っても日本では
取り直しなんだけど、この性格ではそんなめんどくさそうなことしてなさそう。。。
とか、「個体発生は系統発生を繰り返す」の個体と系統が逆だったり。
それはさておき、小学生の頃に一時期を森で一緒に遊んだ二人の少女が、
大人になって、科学記者とゲノム研究者として再会し、
子供の頃、絶滅したドードーやソリテアに思いを馳せた過去から、
脱絶滅の最先端研究に邁進するが。

ケイナがちょっと人間としてヤバいくらいのマッドサイエンティストで
ちょっと同じ獣医師としてドン引きではある。
私の友人も全然どんだけ手紙送ってもメール送っても音信不通なやついるなあとか
変なところで変なこと思い出してしまいました。
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マリッジトキシン8

2024-05-25 12:49:06 | 読書(マンガ)
なんかちょっと食傷気味で、
いつもいく本屋には在庫なかったせいで
放置していたけど、やっぱり読んだ。
ド節介な人がいっぱい活躍する話が入ってた。
鳴子、すごい破壊力だな。。。
そして、どの女の子の笑顔もかわいいねえ。
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冥天レストラン3

2024-05-25 12:43:21 | 読書(マンガ)
表紙誰かわからんかった。
トーン貼ってるのに、髪の毛白いの?
蛾太郎は怨霊?っていうのは置いといて、
怨霊に喰われそうな子供を助け、
大事な人の顔を忘れた人のためにケーキを狩り、
何が食べたいかわからないギャルを救う。
これでもかとギャグを重ねてほろりとさせる、
絶妙な加減のコメディだ。
蛾太郎の秘密を読むまで終われん。
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君と宇宙を歩くために2

2024-05-25 12:36:46 | 読書(マンガ)
なんか、この話のあらすじは、
悪意を持って書けばすごい書き方にもできるけど、
なんつーか、そうじゃないんで書かないけど、
でも私は勉強できちゃうやつだけど、
できないやつのことを「理解する」ために読むわけじゃないし、
うーん、、、
とりあえず、小林くんが、宇野くんから影響受けて頑張っていて、
どういう方向jへいくのか、見守っているかんじ。
不器用だって良いじゃない、みんな地球に生きる人。
宇野くんの自己理解とそれに対抗する努力はすごいなあ。
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名探偵のままでいて

2024-05-22 22:15:41 | 読書(小説)
小西マサテル、宝島社文庫。
読みたいリストに入ってたけど、
なかなか図書館で出会えず、文庫をば。
面白かった。
このミス大賞、そら取るわ、ってくらい、
ミステリという分野への愛も詰まっている。
詰まりすぎて、ミステリの様式を辿りすぎて、
いや、不自然やろ、そんな理路整然と説明して、
一言一句が伏線ってそんな無茶な。とかは思うけど。
レビー小体型認知症の元校長先生の祖父と、教員の孫娘、楓。
同僚の岩田先生と、岩田の後輩四季くんあたりがメイン。
この病気で現れる幻覚等が各話に散りばめられ、最後の話に集約してくる。
伏線の回収は、見事。
「たんぽぽ娘」は図書館にあったから、読んでみようかな。
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