河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

おやつが好き お土産つき

2022-02-28 00:42:20 | 読書(その他)
坂木司、文春文庫。
「和菓子のアン」シリーズで和菓子に詳しいのかと思っていたが、
実はそうでもないらしい。
私は甘いものは好きではないが、
なんか、この人の書くお菓子はなんか美味しそうで、
でもきっと私の味覚センサーはポンコツなので、
ある程度以上で、美味しい、甘い、以上のことは判別できないと思う。
それでも、こんなふうに味わえたら人生楽しいんだろうなあと
ちょっと羨ましく思いながら読んでみた。
銀座十石のおにぎり、美味しそう。これなら食べれる。
しょっぱいのもいくつかあったから、それは食べれそう。
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闇に光る妖魔

2022-02-26 15:10:38 | 読書(小説)
森川成美、偕成社。
サブタイトルは「アサギのよぶ声」
ちなみに三部作は「アサギをよぶ声」だった。
アサギの孫世代の話。
分厚い割に、色々消化不良な物語。
白っぽい猿はなんだったのか。
結構竜頭蛇尾とまでは行かないけど、
前半で溜めまくった伏線の回収が軽くて。。。
言葉が通じないまま、「好き」だと言い切れるのも。。。
ま、スカイエマの挿絵に惹かれて読んだってだけで、
前作も児童書の域を超えない昔話レベルの世界観。
そんなにディスりたいわけじゃないけど、すいません。
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コミュ障探偵の地味すぎる事件簿

2022-02-24 23:16:00 | 読書(小説)
似鳥鶏、角川文庫。
法学部に入学したコミュ障の名探偵、藤村京(みさと)。
抜群の記憶力もあって、後ろの席から迫ってくる
自己紹介の順に怯えながら、話をちゃんと覚えていて、
授業のあとに忘れられてた傘の持ち主を探し出す。
っていう一話から結構引き込まれた。
大学生活の中でのちょっとした事件を解決して行くうち、
友達もできて、多少改善していく。
事件はまあ、現実味はあんまないやつが多いけどね。
読んでて、私もコミュ障なんだなあと思いました。

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ふしぎの国のバード9

2022-02-24 23:07:00 | 読書(小説)
9巻か〜。
やっと北海道上陸。
不穏なところで続く。
絵はだいぶ安定してきたかな。
日本語を全く理解できないように描いてるとこが面白い。
領事さんが白人に見えないのは残念。
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革命前夜

2022-02-20 23:46:20 | 読書(小説)
須賀しのぶ、文藝春秋。
昭和が平成になった年、
眞山柊史はDDR、東ドイツのドレスデンの音大に入学する。
ピアノを学ぶ彼が出会う、人々。
教会でオルガンを弾く女性、クリスタ、
父の亡き文通相手の孫娘、ニナ、
音大の同級生のバイオリニストやピアニストたち。
避難所となる教会のヘルマー牧師や
シュウのアパートの隣人ファイネンさんも結構重要。
「革命前夜」ベルリンの壁が崩れる前の時代。
なかなか複雑な人間模様で、単純に語れないな。
シュタージやIM、密告者のこととか、
地下活動家など、日本とは違う戦後を過ごした人々。
結局、拍子抜けするほど、悪い人が出てこなかったな。
バッハ聴きたくなった。
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