櫻井とりお、河出書房新社。
イヌガミさんの過去編2冊目。
「司書先輩と見習いのぼく」のそのまま続き。
だけど、内海さんの一件は、時系列がよく分からんな。
青柳さんも霜月さんも退職や転勤していなくなって、
いよいよ初心者ヅラもしてられない犬上さん。
でも確実に成長している。
そこにやってきた後輩くん。
図書館に馴染めない高橋くんをサポートするけど。
最後の最後まで読んでようやく決着するのはこのシリーズのパターン。
しかし、またも、ちょっとしたドンデン返し的な仕掛けがあって面白い。
この間出た新刊が最後になるのかな。
14巻かー。
師匠志ぐまの「死神」、
描き方がすごいわ。
水木しげる風味。
志ぐま師匠と渋谷の街歩き、
カンカン帽で小粋な師匠がかっこいいぞ。
江戸っ子ぽい。
朱音の「天神」も、落語バース再びって感じ、
寄り道してもちゃんと帰って来れるようになったな。
そしてこの先は、何やら志ぐまの名もなき演目だの、
父の破門の理由だの、まだまだ続きそう。
6巻にもなるけど、、、
進んだような進まないような。
死んだら、食べてほしい。
そういう世界観の魔界を旅するハカバ先生。
道案内のススキが倒れ、医者を探したいけど、
全然通じない。
探した先で、出会ったのはなんだったのか。
ケクーとドラゴンが作る子供ってどんなんだ。
最後のおじさん、何者だ。
しかしなんか描線が細くなったなあ。
イオンシネマ津南。
31日までの映画チケットは2枚あったのです。
で、今日は、こちら。
仕事帰りの時間で、シネコン系でみたいやつなんて
全然ない(ならシネマチケット買うなよって…)ので、
消去法でこれにした。シビルウォーと迷った。
夜なので怖いのはやめにしたが、前後編の前編すぎて、
さらには、踊る大捜査線なんてほぼ見たことないから、
全然前後や関係は分からないから、分かる範囲で見た。
そして、謎がとっ散らかるだけでさっぱり分からない。
後編見ないといかんなあ。
現場を変える、という青島刑事との約束を守れなかった、
という思いから、警視庁を早期退職し、秋田の田舎で、
農耕しつつ、犯罪に巻き込まれた子どもの里親をしている。
母を殺された高校生のタカと、父が犯罪者の小学生リク。
その生活に、少女アンが転がり込む。
何やらレインボーブリッジ封鎖(未遂?)事件の犯人の娘。
家の近くで死体が埋まっているのが発見され、
静かな田舎がにわかに騒がしくなり、
室井さんも巻き込まれていく。
リク少年の役者が双子ってどういうことですか…(そこ?)
20年くらい前の映像がいっぱい出てきて、いかりやさんとか
死者もちらほら。皆若いねえ。
久々映画館。イオンシネマ津。
職場で安く前売りチケットを買ったのに、
すっかり忘れていて、思い出した今日が29日。
期限は、31日。行けー。
とばかりに、あんまり見たいのないなあと思いつつ、
一番気になったのを見てきた。
馬琴先生といえば、北斎とお友達だったよねーとか
思ってたら、ずっと狂言回し的に出てきた。
悪くない。いい感じ。
これぁ、山田風太郎の八犬伝なのね。
滝沢馬琴が描き出す八犬伝の世界と、彼の実生活。
どちらか実で、どちらが虚か。
奥さんとの確執や夭逝する息子、自身の失明等。
高校生の頃ハマって原作読んだなあ。
山田風太郎は明治物にハマったが、江戸物は未読。
八犬伝ストーリーは凄まじく端折られている。
八犬士はそれぞれそれらしい感じ。
ちょっと信乃が毛野ぽいと思ったけど、毛野はさらに毛野らしかった。
そこはまあ今時なのか。