河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

夜行

2018-07-29 22:29:50 | 読書(小説)
森見登美彦、小学館。
ホラー・・・なの?
ちょっとなんか怖い話。
「夜行」と「燭光」が表裏一体。
鞍馬の火祭りで行方不明になった少女。
それから10年。
不思議な「夜行」という連作の絵画。
その中に描かれる顔のない女性の姿は、
はたしていなくなった少女なのか。
不思議なテイストの作品。
ずっと積んであって、やっと読んだ。
3年かかった作家10年記念作品3連続の最後。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏のロケット

2018-07-29 22:21:56 | 読書(小説)
川端裕人、文藝春秋。
いまさら、氏のデビュー作。
20世紀の冒険小説。
出版された98年当時の30代はいまなら50代。
そのころにしたら新しいスタイルだったろうなあ。
2020年を目標にして計画を立ててる。
火星に行く夢を。

カメラがフィルムだったり、
マスコミが新聞とテレビくらいでシンプルだ。
みんなが持つような携帯もネットもないし。
このときから、かなりのことが現実化したなあ。

そしてまたヒロインが主人公と結ばれないのがなんとも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本好きの下剋上第4部II〜III

2018-07-29 08:35:50 | 読書(小説)
香月美夜、TOブックス。
第4部貴族院の自称図書委員。
I巻で図書館に行きたいがために
周りを巻き込んで自己中の限りを尽くした
ローゼマインだが、政治的ななにやらに
いろいろ巻き込まれたり、自業自得だったりで
本国に強制送還。
その後巻いた種を摘み取るために学校に戻るけど
本好きのお友達ができただけで自爆。
それと並行して、商売の拡大のため、
「マイン」でいられた場所を失うことに。
今後の発行予定をみると、第4部はあと2冊はあるようだ。
さてこれからどうなるのやら。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なりたい

2018-07-25 23:46:30 | 読書(小説)
畠中恵、新潮社。
しゃばけシリーズ14冊目。
1冊ずつ、1話ずつ完結してるわけだが、
これは「なりたい」で統一。
「妖になりたい」「人に」「猫に」「親に」「りっぱに」
てことで、まだ続く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泣き童子

2018-07-18 21:43:53 | 読書(小説)
宮部みゆき、文藝春秋。
三島屋変調百物語参之続。
三島屋のおちかが怪談話を聞くシリーズ3冊目。
6話収録。
「まぐる笛」は「荒神」みたいな話だった。
ちょっと不思議な話かと思いきや、
時々不思議なものが存在する事になってる。
三途の川渡ってくる?商人はこれからも出てくるんだろか。
5冊目まで出ているからなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする